【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】クリッパーズのプレーオフのスタッツ分析
NBAゲームのデータ分析をしてみよう！
注目ポイント
プレーオフ1回戦をPHXと戦い、1-4で1回戦敗退となった。
スタッツから要因を分析していこう！
レギュラーシーズンスタッツ(61～80試合目)
スタッツの用語について
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
対戦結果
- 日時:2023/4/16 LAC@PHX スコア:115-110 勝敗:Win
- 日時:2023/4/18 LAC@PHX スコア:109-123 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/20 LACvsPHX スコア:124-129 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/22 LACvsPHX スコア:100-112 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/25 LAC@PHX スコア:130-136 勝敗:Lose
スタッツ詳細
プレーオフ出場は16チームなので、おおよその目安は下記の通り。
- 上位クラス：*1～*5位
- 平均クラス：*6～11位
- 下位クラス：12～16位
Rtg
- ORtg:116.2(5位)
- DRtg:122.6(16位)
- NETRtg:-6.4(13位)
OFは上位、DFはワーストだった。NETRtgは下位クラスとなっている。
それぞれの要因を確認していこう。
OF面
OFの特徴を見てみよう！
□OF全般
- PTS:115.6(7位)
- ORtg:116.2(5位)
PTSは平均・ORtgは上位だった。
□OF効率
- FGM:40.8(10位)
- FG%:46.2(7位)
- 3PM:12.2(8位)
- 3P%:36.1(8位)
- FTM:21.8(2位)
- FT%:81.9(4位)
- eFG%:53.1(7位)
- TS%:57.8(6位)
FG％・3P%は平均だが、FT％が高くFTMも多い。
TS%としては平均的だった。
□OF回数
- FGA:88.6(9位)
- 3PA:33.8(10位)
- FTA:26.4(2位)
- OREB:11.8(7位)
- TOV:13.8(12位)
- PACE:99.5(9位)
- POSS:99.4(10位)
PACEは平均的で、TOVが多くOREBが平均なので、FGAは平均以下になっている。
FTAが多いのが特徴的だ。
□2Pと3P
- PTS TOV:14.4(14位)
- PTS 2C:18.4(2位)
- PTS FB:13.2(9位)
- PTS PA:50.0(4位)
- PTS 2P%:49.7(12位)
- PTS 3P%:31.7(12位)
- AST:21.6(15位)
- AST 2P%:41.6(15位)
- AST 3P%:79.5(7位)
2C・PAからの得点がトップクラスだった。
得点は2P・3Pの割合が同程度。
ASTからの得点は少ないが、ASTありの2Pの確率が低い。
総括するとOFの特徴は以下の通り。
- 平均的なPACE
- TOVは多い
- FGA・3PAは平均、FG%・3P%も平均
- FTからの得点が多い
- 2C・PAでの得点が多い
- ASTありの得点は少ない
ORtgの改善には、TOVを減らすこと、ASTからの得点を増やすことが必要だ。
DF面
DFの特徴を見てみよう！
□FG%
- opp FGM:44.6(14位)
- opp FGA:86.6(6位)
- opp FG%:51.4(15位)
- opp 3PM:9.6(2位)
- opp 3PA:23.6(1位)
- opp 3P%:40.2(14位)
opp FG%・opp 3P%がともにワーストクラスだった。
PACEが平均的なわりには、opp FGM・opp 3PMが少ない。
□DREB
- DREB:28.2(15位)
- DREB%:68.4(12位)
- opp OREB:10.6(8位)
- opp OREB%:31.6(12位)
- opp PTS 2C:14.0(8位)
DREB％が下位クラスで、2Cからの失点は平均的だった。
□PFとFT
- PF:23.0(15位)
- opp FTM:23.2(16位)
- opp FTA:28.8(16位)
- opp FT%:82.6(14位)
PFはワーストクラスで、FTからの失点はワースト。
□2Pと3P
- opp PTS TOV:18.2(13位)
- opp PTS FB:17.0(15位)
- opp PTS PA:46.8(6位)
- opp PTS 2P%:57.5(16位)
- opp PTS 3P%:23.4(1位)
- opp AST:26.6(13位)
- opp AST 2P%:55.4(14位)
- opp AST 3P%:75.4(5位)
TOV・FBからの失点がかなり多い。3Pからの失点が多め。
ASTありの失点はかなり多い。
DFの改善のためには、PFを減らすこと、TOVを減らすこと、ASTからの失点を減らすことが必要だ。
主要スタッツの成績と順位一覧
※ ()内はプレーオフ1回戦での順位
※opp ○○は対戦相手のスタッツ(例：opp FG%は対戦相手のFG%＝被FG%)
・プレーオフ平均
- PTS:115.6(7位)
- FGM:40.8(10位)
- FGA:88.6(9位)
- FG%:46.2(7位)
- 3PM:12.2(8位)
- 3PA:33.8(10位)
- 3P%:36.1(8位)
- FTM:21.8(2位)
- FTA:26.4(2位)
- FT%:81.9(4位)
- OREB:11.8(7位)
- DREB:28.2(15位)
- REB:40.0(13位)
- AST:21.6(15位)
- STL:6.6(12位)
- BLK:4.2(9位)
- TOV:13.8(12位)
- PF:23.0(15位)
- PLUS MINUS:-6.4(13位)
- PTS TOV:14.4(14位)
- PTS 2C:18.4(2位)
- PTS FB:13.2(9位)
- PTS PA:50.0(4位)
- ORtg:116.2(5位)
- DRtg:122.6(16位)
- NETRtg:-6.4(13位)
- OREB%:31.9(4位)
- DREB%:68.4(12位)
- eFG%:53.1(7位)
- TS%:57.8(6位)
- PACE:99.5(9位)
- POSS:99.4(10位)
- PIE:43.4(16位)
- PTS 2P%:49.7(12位)
- PTS 3P%:31.7(12位)
- AST 2P%:41.6(15位)
- AST 3P%:79.5(7位)
- opp PTS:122.0(15位)
- opp FGM:44.6(14位)
- opp FGA:86.6(6位)
- opp FG%:51.4(15位)
- opp 3PM:9.6(2位)
- opp 3PA:23.6(1位)
- opp 3P%:40.2(14位)
- opp FTM:23.2(16位)
- opp FTA:28.8(16位)
- opp FT%:82.6(14位)
- opp OREB:10.6(8位)
- opp DREB:32.2(7位)
- opp REB:42.8(6位)
- opp AST:26.6(13位)
- opp STL:8.6(13位)
- opp BLK:6.2(14位)
- opp TOV:10.8(16位)
- opp PF:21.2(6位)
- opp PTS TOV:18.2(13位)
- opp PTS 2C:14.0(8位)
- opp PTS FB:17.0(15位)
- opp PTS PA:46.8(6位)
- opp ORtg:122.6(16位)
- opp DRtg:116.2(5位)
- opp NETRtg:6.4(13位)
- opp OREB%:31.6(12位)
- opp DREB%:68.1(4位)
- opp eFG%:56.9(14位)
- opp TS%:61.5(14位)
- opp PACE:99.5(7位)
- opp POSS:99.6(8位)
- opp PIE:56.6(16位)
- opp PTS 2P%:57.5(16位)
- opp PTS 3P%:23.4(1位)
- opp AST 2P%:55.4(14位)
- opp AST 3P%:75.4(5位)
総評
OF面では、TOVを減らすこと、ASTからの得点を増やすことが必要だ。
DF面では、PFを減らすこと、TOVを減らすこと、ASTからの失点を減らすことが必要だ。
LACはトップクラスにサラリーを払いながらも、レナードとジョージの怪我に泣いたシーズンになった。
オフシーズンの注目点は以下などがある。
- サラリー削減(保証されていないものも含めて、現状で200M以上)
- 怪我が多いレナードとジョージの2枚看板体制を続けるのか
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