【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】セルティックスのスタッツ分析(1~20試合目まで)

2023-03-29セルティックス,チーム,複数試合

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NBAゲームのデータ分析をしてみよう

注目ポイント

昨シーズンのDRtgがリーグ1位チームから今シーズンはORtgで圧倒的1位のチームへと変貌した。
勝率で両リーグトップを走るBOSの強さの要因を分析してみよう!

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

リーグ順位の高いスタッツ・低いスタッツ

Rtg

・1~10試合目
  • ORtg:118.52(1位)
  • DRtg:113.76(22位)
  • NETRtg:4.76(5位)
・1~20試合目
  • ORtg:120.3(1位)
  • DRtg:112.3(17位)
  • NETRtg:7.9(1位)

1~10試合目はDRtgがリーグ下位クラスの結果だったため、最初の7試合が4勝3敗とスタートダッシュに失敗した。その後、多少DFが改善した結果、20試合終了時点で16勝4敗と驚異の勝率8割を記録している。

それではOFとDFそれぞれの強みと弱みを見ていこう。

OF面

・OF全般
  • PTS:120.4(1位)
  • ORtg:120.3(1位)
・OF効率
  • FGM:42.4(10位)
  • FG%:49.2(4位)
  • 3PM:16.4(1位)
  • 3P%:39.7(1位)
  • FTM:19.3(10位)
  • FT%:85.9(1位)
  • eFG%:58.7(1位)
  • TS%:62.7(1位)
・OF回数
  • FGA:86.4(22位)
  • 3PA:40.9(3位)
  • FTA:22.7(20位)
  • OREB:7.9(27位)
  • TOV:12.7(4位)
  • PACE:99.6(18位)
  • POSS:100.4(17位)

得点効率を示すeFG%やTS%はリーグトップクラスを記録している一方で、OFの回数を示すPACEやPOSSはリーグ平均程度を記録している。FGAは多くはないが、特に3Pを高確率で沈めることで多くのPTSを稼いでいることが分かる。

テイタムとブラウンの両エースに加えて、スマート・ホワイト・ブログドンのG陣、G・ウィリアムズやハウザーのウィング、ホーフォードと3Pを打てる選手が多いので納得の結果だろう。

・ASTありの3Pの割合
  • AST:26.7(11位)
  • AST 3P%:84.6(10位)

BOSの3PはASTありの割合が高い。BOSを相手にするときはDFローテーションをしっかりしてフリーで3Pを打たせないようにしたい。テイタム・ブラウン・ブログドン辺りにドライブで簡単に抜かれないことも大事だろう。

DF面

・DREB
  • DREB:34(7位)
  • DREB%:73.7(6位)
  • opp OREB:9.8(9位)
  • opp OREB%:26.3(6位)

DREBに関してはリーグトップクラスの数字を残しており、相手に多くのOREBを取られていないことが分かる。テイタムとブラウンがチームトップのDREB数を記録しており、RWⅢ不在でもDREBが安定しているのは2人のDREBへの意識の高さのおかげだろう。

・OREB
  • OREB:7.9(27位)
  • OREB%:22.8(29位)
  • opp DREB:33.9(20位)
  • opp DREB%:77.2(29位)
  • opp PTS FB:12(7位)

OREBに関しては数値が悪いことは大きな問題ではない。チームとしてOREBを取りに行くより早く自陣に戻ってFBを防ぐというプランである場合は、OREB関連のスタッツが低くなってしまうのも仕方がないだろう。実際、12/4のBKN戦では1Qに相手のFBを止めるシーンが何回か見られた。あそこで失点していたら試合も分からなかっただろう。

・失点の要因
  • opp FGM:42.1(23位)
  • opp FGA:90(24位)
  • opp FG%:47(18位)
  • opp 3PM:11.2(6位)
  • opp 3PA:32.1(5位)
  • opp 3P%:35.2(13位)

相手のFG%・FGMが良くない数字の一方で3Pに関してはしっかりと止めている。つまり、2PのFGに関する数字が良くないと予想できる。ただし、これはチームとしての方針の結果だと思われる。オールスイッチでDFをしており、3Pをしっかりと守って効率よく得点させないことを狙っているのだろう。

・2PのFG
  • opp PTS PA:48(13位)
  • opp PTS 2P%:54.8(28位)
  • opp PTS 3P%:29.6(5位)
  • opp AST 2P%:44.6(3位)
  • opp AST 3P%:76.5(2位)

やはり、2Pからの失点が多いようだ。ただし、PAでの失点が多いわけではないので、ミッドレンジから決められているのだろう。また、ASTありのFGに関してはかなり少ないので、オールスイッチのDFで簡単にフリーのシュートを打たせていないことも分かる。

現代ではミッドレンジのシュートは得点効率が悪いという意見もあるので、3PとPAをしっかりと守るDFは理にかなっているといえる。

主要スタッツの成績と順位一覧

※ ()内は順位
※opp ○○は対戦相手のスタッツ(例:opp FG%は対戦相手のFG%=被FG%)

  • PTS:120.4(1位)
  • FGM:42.4(10位)
  • FGA:86.4(22位)
  • FG%:49.2(4位)
  • 3PM:16.4(1位)
  • 3PA:40.9(3位)
  • 3P%:39.7(1位)
  • FTM:19.3(10位)
  • FTA:22.7(20位)
  • FT%:85.9(1位)
  • OREB:7.9(27位)
  • DREB:34(7位)
  • REB:41.8(26位)
  • AST:26.7(11位)
  • STL:5.6(30位)
  • BLK:5.4(10位)
  • TOV:12.7(4位)
  • PF:20.9(14位)
  • PTS TOV:16.8(22位)
  • PTS 2C:10.2(27位)
  • PTS FB:14.2(15位)
  • PTS PA:44.5(25位)
  • ORtg:120.3(1位)
  • DRtg:112.3(17位)
  • NETRtg:7.9(1位)
  • OREB%:22.8(29位)
  • DREB%:73.7(6位)
  • eFG%:58.7(1位)
  • TS%:62.7(1位)
  • PACE:99.6(18位)
  • POSS:100.4(17位)
  • PIE:53.7(2位)
  • PTS 2P%:43.1(30位)
  • PTS 3P%:40.9(2位)
  • AST 2P%:50(18位)
  • AST 3P%:84.6(10位)
  • opp PTS:113.3(14位)
  • opp FGM:42.1(23位)
  • opp FGA:90(24位)
  • opp FG%:47(18位)
  • opp 3PM:11.2(6位)
  • opp 3PA:32.1(5位)
  • opp 3P%:35.2(13位)
  • opp FTM:17.9(14位)
  • opp FTA:22.6(10位)
  • opp FT%:78.7(17位)
  • opp OREB:9.8(9位)
  • opp DREB:33.9(20位)
  • opp REB:43.7(17位)
  • opp AST:22.1(2位)
  • opp STL:6(1位)
  • opp BLK:3.7(2位)
  • opp TOV:11.8(30位)
  • opp PF:20.7(15位)
  • opp PTS TOV:15.7(6位)
  • opp PTS 2C:13.2(13位)
  • opp PTS FB:12(7位)
  • opp PTS PA:48(13位)
  • opp ORtg:112.3(17位)
  • opp DRtg:120.3(1位)
  • opp NETRtg:-7.9(1位)
  • opp OREB%:26.3(6位)
  • opp DREB%:77.2(29位)
  • opp eFG%:53.3(12位)
  • opp TS%:56.9(10位)
  • opp PACE:99.6(13位)
  • opp POSS:101(15位)
  • opp PIE:46.3(2位)
  • opp PTS 2P%:54.8(28位)
  • opp PTS 3P%:29.6(5位)
  • opp AST 2P%:44.6(3位)
  • opp AST 3P%:76.5(2位)

総評

現状ダントツの優勝候補であるBOSのスタッツ分析をしてみた。
すでにかなり完成度が高いことが分かったが、RWⅢが復帰したときにOFを維持したままDFがさらに改善されたら勝てるチームはないのではと思った。
逆にBOSに勝つためには、レベルの高いウィングのディフェンダー・高確率でのミッドレンジシュート・インサイドで優位を取るなどが必要となってくるだろう。

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