【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-05-03 シクサーズ@セルティックス

2023-07-05シクサーズ,セルティックス,チーム

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注目ポイント

□BOS
 テイタムとブラウンの活躍は!

□PHI
 エンビードとハーデンの活躍は!

総評

BOS

ペイントアタックとトランジションOF

エンビードのPAでの存在感やテイタムの不調もあり1戦目と比べてPAでの得点が大きく減った(66→36PTS)。しかし、ペイントへのアタックを止めないことでOREBからの2Cでの得点や相手のDFを収縮させてからのキックアウトでの3PなどOFが停滞しなかった。

PAを攻めるのを止めて外でボールを回して3Pに頼るOFになってしまうとシュートが落ちると得点が止まってしまう。得意な外を生かすためにも中を攻めることは続けていきたいところだ。

また、ハーフコートOF以外では相手のDFが揃う前に早めに仕掛ける意識が見られた。ボールを早く前に動かすことを意識して、特にエンビードが戻る前にPAを攻めようとしていた。ハンドラーが多くいるので時間をかけずにOFする意識は今後も続けたい。

ハーデン対策とグラントのPT

ハーデン対策としてブラウンをマンマークさせる場面が多く見られた。ハーデンの1on1のときはスペースのためにPHIの選手が自陣から遠い位置に広がるので、シュートが外れるとDREBからトランジションにつなげることが出来る。

ブラウンのDFのおかげかハーデンの不調かは判断が難しいが、結果的にハーデンの3Pが入らなかったことでPHIの得点が止まりBOSの得点が伸びるという一石二鳥の効果があった。ブラウンのハーデンへのDFは今後もカギになりそうだ。

注目していたグラントのPTだが、1戦目から大きく増えていた(4→29分)。エンビードのマークをグラントに任せ、ホーフォードやRWⅢがコーナーにいるトバイアスやタッカーのマークをすることでPAのDFを固めることが出来た。そのおかげでハーデンやマキシーのペイントアタックを止められていたと思う。

まとめ

この試合のいい内容を継続して、アウェイで1勝はしたいところだ。

PHI

エンビード出場による攻守での変化

OF面では、FGA自体の少なさが目立った。怪我の影響か自身のOFより周りにパスを裁く場面が多かった。また、少ないFGAもハイポストではなくローポストから行っていた。ダブルチームを避けるためか怪我のリスクを減らすためかは分からないが、エンビードの得点が少ないとチームとしては厳しい。次戦以降でFGAが増えるのかに注目だ。

DF面では、PAで存在感はさすがでBOSのペイントアタックをかなり止めていた。一方で、予想通りPnRでは狙われており、ドロップDFに対してBOSのハンドラーの3Pによる失点が見られた。エンビードの休憩時間にはゾーンをする場面も見られたが、エンビードのドロップDFを隠すためにゾーンをすることはあるのかは気になる点だ。

エンビードとハーデン以外での得点

エンビードのFGAが少なくハーデンのFG%が低くかったので、OFがかなり苦しかった。良かったのはマキシーやトバイアスがトランジションから得点を増やした点だろう。ハーフコートOFでPAも3Pも得点が伸びなかったときは、STLなど相手のTOVからFBで得点したいところだ。

結果論だが3Qに得点が止まっているときに早めにメルトンを起用してDFを固めるのも1つの策だったのではと思う。残り約2分まで誰も交代しなかったのは何か考えがあったのか気になる点だ。

まとめ

ホームで連勝して王手をかけられるように、この試合の反省点をしっかりと改善したい。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

最新のスタッツ(レギュラーシーズンの61~80試合目)

 セルティックスのスタッツはここから

 シクサーズのスタッツはここから

欠場選手情報

■BOS
 ー

■PHI
 ー

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

BOSの勝因は下記の2点。
・FG%/3P%
・PTS TOV

BOSはFGや3Pを効率よく成功させた。
TOVから得点につなげたのも大きい。

PHIは特に3Pが不調だった。
まずはエンビードの復調に期待したい。

プレイヤースタッツ

ブラウンとブログドンがOFを引っ張った。
怪我を抱えているのかテイタムが不調だったので、PTを抑えられたのは幸いだ。

REBやASTは多くの選手が記録している。
TOVやPFは少なくかなり理想的な内容だった。

ホワイトやブログドンがFBから得点しているのは素晴らしい。

20PTS以上が0人と不調だった。
エンビードとハーデンの復調に期待したい。

エンビードの5BLKは素晴らしい。

USG%の偏りが無くなったのはいい点だ。

スコア推移とプレイタイム

1Qは一進一退の攻防だったが、BOSがリードして終えた。
2Qも一進一退だったが、最終的にBOSが2桁近いリードで終えた。
3QはPHIの得点が止まっている間に30点近いリードまで広がった。
4Qは残り8分近く残してPHIが主力を下げて終戦となった。

BOSはテイタムかブラウンを残すようなローテーションだった。エンビード出場の影響かグラントのPTが大きく伸びた。テイタムは前半の最後も下がっており、怪我を抱えていそうだ。

PHIはハーデンかマキシーを残すようなローテーションだった。スターターの負担を減らすためにもベンチメンバーの活躍も重要になってきそうだ。

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