【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-03-20 マーベリックス@グリズリーズ

2023-07-05グリズリーズ,チーム,マーベリックス

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注目ポイント

□MEM
 ベインとJJJの活躍は!

□DAL
 カイリーとウッドの活躍は!

総評

MEM

層の厚さとHCの采配

ローテーションが3人いないにも関わらず主力のPTが多くなることもなく、ベンチメンバーも20分程度のPTでしっかりと自分の仕事をしている。リードを奪われたからといってローテーションを崩して主力を戻したりせずに、ファウルトラブルのJJJを4Qのスタートで戻さずに終盤まで我慢したのは素晴らしいと思った。モラントが不在でもチームとして大きく力が落ちないのはHCの手腕だと改めて感じた。

フロントコートの怪我人

現状アダムズが4月中旬までの欠場の予定、クラークがシーズン欠場となっている。JJJとアルダマがいるフロントコートは層が厚かったが、さすがに2人欠場して厳しい状況だ。また、この試合のようにJJJのファウルトラブルを重なると特にDFで厳しくなる。

MEMの強みはフロントコートを2人起用してのPAのDFを固める点にあったので、残りのレギュラーシーズンとプレーオフでどのように対応していくのかに注目だ。

まとめ

プレーオフはほぼ決まっているので、怪我に気を付けて残りのレギュラーシーズンを過ごしたい。

DAL

2BIGとDREB

ウッド・パウエル・クレーバーの内2人をコートにおいて2BIGにする時間帯が多くなったものの、DREBやPAでの失点の問題は改善していない。原因としてはどちらかがPA付近に残るという意識が植え付けられていないからだと思う。

片方がPnRなどで外につり出されているときに、もう片方はPA付近でDFやDREBの意識が必要なのだが、自分のマークマンを守ることに集中していることが多い。結果的にPAに誰もいないことで、簡単に失点したりOREBを取られてしまう。

ビックマンが1人PA付近に残り、逆サイドの選手が1人で相手を2人守る意識を持つことが必要になってくるだろう。

4Qの戦い方

4QはFGが3/21とシュートが入らずまったく点が取れなかった。特にカイリーがFG0/8と全く入らなかった。こう見るとカイリーの責任のように見えるが、そう断定するのは早計だろう。

まず、カイリーが試合中に明らかに足を痛めており、それにも関わらずリードしている場面でコートに出す必要があったのかだ。PTを抑えたいのであれば3Q終盤から4Q序盤は出さずに様子を見てよかったと思う。3Q中盤からウッドとハーディーのPnRがうまくいっていたのでカイリーを休ませてほしかった。

次にハーディーを4Q終盤に起用しなかったことだ。カイリー以外のハンドラーがいない状況を作ったのはまずかった。PTが多かったわけでもない好調のハーディーを下げTHJもいなかったことで、カイリー以外シュートを打ち切るまでいかなかった。

順位争いが激しいとはいえカイリーやドンチッチを酷使して怪我してしまってはプレーオフで影響が出てしまう。ハーディーやウッドのOFでの役割をさらに増やして2人の負担を減らしたいところだ。

まとめ

TOの使い方も含めてHCには納得できる采配をしてほしいところだ。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■MEM
 □ブランドン・クラーク
 □スティーブン・アダムズ
 □ジャ・モラント

■DAL
 □ルカ・ドンチッチ
 □マーキーフ・モリス

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

MEMの勝因は下記の2点。
・OREB/PTS 2C
・PTS PA

MEMはOREBを稼ぎ2Cから得点を伸ばした。
3Pが不調だったもののPAでの得点を伸ばしてカバーした。

DALは得意の3Pの確率が低かった。
また、OREBを取られてFGAで優位を作られてしまった。

プレイヤースタッツ

JJJがファウルトラブルになりながらもチームトップの28PTSを稼いだ。
PTの管理は完ぺきと言える。

アルダマが14REBと活躍した。特に5OREBは大きかった。
ベインの6TOVとJJJの5PFは改善点だ。

JJJのUSG%が40%と高かったが、DALに止めるすべがなく、効率も良いので問題ないだろう。

カイリーが28PTSとOFをけん引した。
負担を減らすためにウッドやハーディーのPTを増やしたいところだ。

ウッドやクレーバー以外の選手のDREBが増えてほしい。

カイリーとハーディーのUSG%が高い。
ドンチッチが戻ってくるまでは仕方ないかもしれない。

スコア推移とプレイタイム

MENは1Qをリードして終える。
DALは2Q早々に逆転し、リードして前半を終える。
3QはDALが一気にリードを2桁以上まで広げた。
しかし、MEMが4Qの中盤で逆転に成功し、そのまま勝利した。

MEMはジョンーズとベイン・JJJとアルダマのどちらかが残るようなローテーションだった。全員が十分なPTをもらっており、ゲームプランが安定しているように感じた。

DALは特に前半で短時間の起用などが見られ、ローテーションの安定は見られない。プレーオフに向けて早めにローテーション選手を確定させたいところだ。

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