【NBAデータ分析//NBA Data Analitics】NBA全チームスタッツ分析(61~70試合まで)

2023-07-05全チーム

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注目ポイント

61~70試合目のスタッツ分析を行う。
トレードなどでロスターが大きく変更したBKN・PHX・DAL・LAL・LACのスタッツを60試合目までと比較してみる。ぜひ両方の記事を開いて見比べてほしい。

61~70試合での勝敗

この10試合の勝率は以下の通り。

  • 6勝4敗:LAL、PHX
  • 5勝5敗:LAC、BKN
  • 4勝6敗:DAL

どのチームも高い勝率は記録できなかったが、チームが変わったばかりなので仕方ない部分もあるだろう。
続いてスタッツの変化を見ていこう。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

スタッツグラフ

ORtg VS DRtg

ORtg:100POSS当たりのPTSなので高いほど良い。
DRtg:100POSS当たりの失点のため低いほど良い。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:ORtgが悪化、DRtgが改善
    • ORtg:115.1 → 109.8
    • DRtg:113.9 → 110.4
  • DAL:ORtgが改善、DRtgが悪化
    • ORtg:115.6 → 117.3
    • DRtg:115.3 → 117.1
  • LAC:ORtgが改善、DRtgが悪化
    • ORtg:112.9 → 116.6
    • DRtg:112.8 → 116.8
  • LAL:ORtgが悪化、DRtgが改善
    • ORtg:113.3 → 112.4
    • DRtg:114.0 → 110.1
  • PHX:ORtgが改善、DRtgが悪化
    • ORtg:113.4 → 117.8
    • DRtg:112.1 → 112.7

PACE VS TS%

PACE:48分当たりのPOSSなので多いほどOFの回数が多い。
TS%:OF1回当たりの得点期待値なので高いほど得点効率がが高い。

「PACE=OFの回数」と「TS%=OFの効率」を分析することでOFの傾向が分かる。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:PACEが上がり、TS%が下がった
    • PACE:98.8 → 101.2
    • TS%:60.9 → 56.5
  • DAL:PACEが上がり、TS%が上がった
    • PACE:96.4 → 100.1
    • TS%:59.7 → 61.1
  • LAC:PACEが上がり、TS%が上がった
    • PACE:98.2 → 100.6
    • TS%:58.1 → 61.2
  • LAL:PACEが下がり、TS%が下がった
    • PACE:102.4 → 101.0
    • TS%:58.0 → 57.4
  • PHX:PACEが上がり、TS%が上がった
    • PACE:98.7 → 99.5
    • TS%:56.9 → 58.3

FG% VS 3P%

FG%:FG全体の確率で高いほど良い。
3P%:3Pのみの確率で高いほど良い。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:FG%が悪化し、3P%が悪化
    • FG%:50.1 → 44.0
    • 3P%:38.9 → 35.9
  • DAL:FG%が改善し、3P%が改善
    • FG%:47.3 → 47.9
    • 3P%:36.5 → 40.7
  • LAC:FG%が改善し、3P%が悪化
    • FG%:47.1 → 49.4
    • 3P%:37.6 → 36.9
  • LAL:FG%が悪化し、3P%が悪化
    • FG%:48.3 → 45.7
    • 3P%:34.3 → 34.0
  • PHX:FG%が改善し、3P%が悪化
    • FG%:46.5 → 48.2
    • 3P%:37.7 → 35.1

DREB% VS opp OREB%

DREB% (ディフェンスリバウンド率):相手のPOSSを減らせるので高いほどいい。
opp OREB% (相手のオフェンスリバウンド率):相手のPOSSを減らせるので低いほどいい。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:DREB%が改善
    • DREB%:69.3 → 69.7
    • opp OREB%:30.7 → 30.3
  • DAL:DREB%が改善
    • DREB%:72.5 → 75.1
    • opp OREB%:27.5 → 24.9
  • LAC:DREB%が悪化
    • DREB%:73.7 → 73.0
    • opp OREB%:26.3 → 27.1
  • LAL:DREB%が悪化
    • DREB%:72.6 → 71.2
    • opp OREB%:27.4 → 28.8
  • PHX:DREB%が改善
    • DREB%:71.7 → 73.3
    • opp OREB%:28.3 → 26.7

OREB% VS opp DREB%

OREB% (オフェンスリバウンド率):POSSを増やせるので高いほどいい。
opp DREB% (相手のディフェンスリバウンド率):POSSを増やせるので低いほどいい。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:OREB%が悪化
    • OREB%:22.1 → 20.3
    • opp DREB%:77.9 → 79.7
  • DAL:OREB%が悪化
    • OREB%:23.3 → 21.1
    • opp DREB%:76.7 → 78.9
  • LAC:OREB%が悪化
    • OREB%:26.9 → 26.3
    • opp DREB%:73.1 → 73.7
  • LAL:OREB%が改善
    • OREB%:25.9 → 29.5
    • opp DREB%:74.1 → 70.5
  • PHX:OREB%が悪化
    • OREB%:31.0 → 29.1
    • opp DREB%:69.0 → 70.9

AST VS TOV

AST (アシスト):少ないチームは1on1からの得点が多いと想像できる。
TOV (ターンオーバー):OFの回数が増えるため少ないほど良い。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:ASTが減少し、TOVが減少
    • AST:25.6 → 23.7
    • TOV:13.3 → 11.6
  • DAL:ASTが増加し、TOVが変化なし
    • AST:22.4 → 23.6
    • TOV:11.8 → 11.8
  • LAC:ASTが増加し、TOVが増加
    • AST:22.8 → 26.6
    • TOV:13.3 → 14.7
  • LAL:ASTが増加し、TOVが増加
    • AST:25.3 → 24.5
    • TOV:13.5 → 14.0
  • PHX:ASTが減少し、TOVが減少
    • AST:27.2 → 26.5
    • TOV:13.4 → 12.0

PTS 2P% VS PTS 3P%

PTS 2P%:PTSの内、2Pの割合。
PTS 3P%:PTSの内、3Pの割合。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:PTS 2P%が減少
    • PTS 2P%:51.9 → 44.0
    • PTS 3P%:33.2 → 37.8
  • DAL:PTS 2P%が減少
    • PTS 2P%:43.5 → 40.7
    • PTS 3P%:39.2 → 43.6
  • LAC:PTS 2P%が増加
    • PTS 2P%:49.8 → 50.6
    • PTS 3P%:33.9 → 30.3
  • LAL:PTS 2P%が減少
    • PTS 2P%:55.9 → 50.0
    • PTS 3P%:26.8 → 30.8
  • PHX:PTS 2P%が増加
    • PTS 2P%:52.2 → 55.0
    • PTS 3P%:32.6 → 30.5

AST 2P% VS AST 3P%

AST 2P%:2PMの内、ASTからの2PMの割合。
AST 3P%:3PMの内、ASTからの3PMの割合。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:AST 2P%が減少、AST 3P%が増加
    • AST 2P%:52.6 → 48.3
    • AST 3P%:80.4 → 83.9
  • DAL:AST 2P%が減少、AST 3P%が減少
    • AST 2P%:44.4 → 43.3
    • AST 3P%:78.0 → 76.4
  • LAC:AST 2P%が増加、AST 3P%が増加
    • AST 2P%:44.4 → 51.9
    • AST 3P%:82.4 → 86.4
  • LAL:AST 2P%が増加、AST 3P%が増加
    • AST 2P%:49.7 → 50.5
    • AST 3P%:84.6 → 86.8
  • PHX:AST 2P%が減少、AST 3P%が増加
    • AST 2P%:57.3 → 50.8
    • AST 3P%:85.1 → 86.9

DREB VS PTS FB

DREB (ディフェンスリバウンド数):POSSが増えるので多いほどいい。
PTS FB (ファストブレイクからの得点):確率の高いシュートになりやすいので多いほどいい。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:DREBが増加、PTS FBが減少
    • DREB:32.4 → 33.5
    • PTS FB:15.8 → 10.5
  • DAL:DREBが増加、PTS FBが増加
    • DREB:30.7 → 32.8
    • PTS FB:10.1 → 14.0
  • LAC:DREBが変化なし、PTS FBが増加
    • DREB:33.6 → 33.6
    • PTS FB:12.3 → 14.1
  • LAL:DREBが減少、PTS FBが減少
    • DREB:35.9 → 34.7
    • PTS FB:16.9 → 15.6
  • PHX:DREBが増加、PTS FBが変化なし
    • DREB:32.0 → 34.2
    • PTS FB:10.4 → 10.4

OREB VS PTS 2C

OREB (オフェンスリバウンド数):POSSが増えるので多いほどいい。
PTS 2C (セカンドチャンスからの得点):確率の高いシュートになりやすいので多いほどいい。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:OREBが増加、PTS 2Cが減少
    • OREB:7.7 → 7.9
    • PTS 2C:10.8 → 8.5
  • DAL:OREBが減少、PTS 2Cが減少
    • OREB:8.0 → 6.9
    • PTS 2C:11.7 → 8.8
  • LAC:OREBが減少、PTS 2Cが増加
    • OREB:9.9 → 9.0
    • PTS 2C:11.6 → 12.9
  • LAL:OREBが増加、PTS 2Cが減少
    • OREB:9.6 → 11.0
    • PTS 2C:13.1 → 12.6
  • PHX:OREBが減少、PTS 2Cが減少
    • OREB:11.9 → 11.4
    • PTS 2C:15.1 → 14.2

opp FG% VS opp 3P%

opp FG%:対戦相手のFG%なので低いほどいい。
opp 3P%:対戦相手の3P%なので低いほどいい。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:opp FG%が悪化、opp 3P%が改善
    • opp FG%:46.1 → 46.5
    • opp 3P%:36.9 → 35.1
  • DAL:opp FG%が悪化、opp 3P%が悪化
    • opp FG%:48.6 → 49.6
    • opp 3P%:35.1 → 36.2
  • LAC:opp FG%が悪化、opp 3P%が悪化
    • opp FG%:47.1 → 48.4
    • opp 3P%:36.3 → 37.1
  • LAL:opp FG%が改善、opp 3P%が改善
    • opp FG%:47.2 → 45.5
    • opp 3P%:34.2 → 30.6
  • PHX:opp FG%が改善、opp 3P%が改善
    • opp FG%:46.8 → 45.7
    • opp 3P%:35.7 → 35.2

opp PTS 2P% VS opp PTS 3P%

opp PTS 2P%:相手のPTSの内、2Pの割合。
opp PTS 3P%:相手のPTSの内、3Pの割合。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:opp PTS 2P%が増加、opp PTS 3P%が増加
    • opp PTS 2P%:50.7 → 54.3
    • opp PTS 3P%:31.8 → 32.0
  • DAL:opp PTS 2P%が増加、opp PTS 3P%が増加
    • opp PTS 2P%:53.6 → 53.8
    • opp PTS 3P%:29.1 → 29.5
  • LAC:opp PTS 2P%が増加、opp PTS 3P%が減少
    • opp PTS 2P%:51.8 → 52.9
    • opp PTS 3P%:32.7 → 31.9
  • LAL:opp PTS 2P%が増加、opp PTS 3P%が増加
    • opp PTS 2P%:53.9 → 54.9
    • opp PTS 3P%:31.8 → 32.3
  • PHX:opp PTS 2P%が減少、opp PTS 3P%が増加
    • opp PTS 2P%:51.4 → 47.1
    • opp PTS 3P%:30.7 → 34.1

opp AST 2P% VS opp AST 3P%

opp AST 2P%:相手の2PMの内、ASTからの2PMの割合。
opp AST 3P%:相手の3PMの内、ASTからの3PMの割合。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:opp AST 2P%が増加、opp AST 3P%が減少
    • opp AST 2P%:46.9 → 49.0
    • opp AST 3P%:80.8 → 80.2
  • DAL:opp AST 2P%が増加、opp AST 3P%が増加
    • opp AST 2P%:50.1 → 51.9
    • opp AST 3P%:84.6 → 85.6
  • LAC:opp AST 2P%が増加、opp AST 3P%が減少
    • opp AST 2P%:50.6 → 53.0
    • opp AST 3P%:81.0 → 80.4
  • LAL:opp AST 2P%が減少、opp AST 3P%が減少
    • opp AST 2P%:48.7 → 48.6
    • opp AST 3P%:82.0 → 80.4
  • PHX:opp AST 2P%が減少、opp AST 3P%が減少
    • opp AST 2P%:49.3 → 44.8
    • opp AST 3P%:82.4 → 82.2

opp OREB VS opp PTS 2C

opp OREB (オフェンスリバウンド数):相手のPOSSが増えるので少ないほどいい。
opp PTS 2C (セカンドチャンスからの得点):確率の高いシュートになりやすいので少ないほどいい。

1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
  • BKN:opp OREBが増加、opp PTS 2Cが増加
    • opp OREB:11.5 → 12.1
    • opp PTS 2C:14.6 → 15.3
  • DAL:opp OREBが減少、opp PTS 2Cが増加
    • opp OREB:9.7 → 9.5
    • opp PTS 2C:13.7 → 15.0
  • LAC:opp OREBが増加、opp PTS 2Cが増加
    • opp OREB:9.9 → 10.8
    • opp PTS 2C:13.2 → 13.3
  • LAL:opp OREBが変化なし、opp PTS 2Cが減少
    • opp OREB:11.3 → 11.3
    • opp PTS 2C:14.6 → 11.8
  • PHX:opp OREBが減少、opp PTS 2Cが増加
    • opp OREB:10.4 → 9.9
    • opp PTS 2C:13.5 → 14.0

総評

トレードで大きく動いたBKN・DAL・LAC・LAL・PHXのトレード前後でのスタッツ変化を確認した。
予想通りロスターの変化はORtg・DRtgに大きな影響をもたらした。
残りの12試合でどれだけ弱点を改善してチームとしての完成度を高められるのか注目したい。

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Posted by ナイトゥ