【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】ホークスのプレーオフのスタッツ分析
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
プレーオフ1回戦をBOSと戦い、2-4で1回戦敗退となった。
スタッツから要因を分析していこう!
スタッツの用語について
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
対戦結果
- 日時:2023/4/15 ATL@BOS スコア:*99-112 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/18 ATL@BOS スコア:106-119 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/21 ATLvsBOS スコア:130-122 勝敗:Win
- 日時:2023/4/23 ATLvsBOS スコア:121-129 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/25 ATL@BOS スコア:119-117 勝敗:Win
- 日時:2023/4/27 ATLvsBOS スコア:120-128 勝敗:Lose
スタッツ詳細
プレーオフ出場は16チームなので、おおよその目安は下記の通り。
- 上位クラス:*1~*5位
- 平均クラス:*6~11位
- 下位クラス:12~16位
Rtg
- ORtg:114.5(6位)
- DRtg:118.9(14位)
- NETRtg:-4.5(10位)
OFは平均クラス、DFは下位だった。NETRtgは平均以下となっている。
それぞれの要因を確認していこう。
OF面
OFの特徴を見てみよう!
□OF全般
- PTS:115.8(6位)
- ORtg:114.5(6位)
PTS・ORtgはともに平均程度だった。
□OF効率
- FGM:44.0(4位)
- FG%:45.8(8位)
- 3PM:14.0(4位)
- 3P%:36.9(7位)
- FTM:13.8(12位)
- FT%:79.7(6位)
- eFG%:53.1(6位)
- TS%:56.0(10位)
FG%・3P%は平均程度だが、FGM・3PMは上位で多い。FTからの得点は少ない。
TS%は平均以下で効率よく得点できているとは言えない。
□OF回数
- FGA:96.3(1位)
- 3PA:37.3(6位)
- FTA:17.0(14位)
- OREB:12.2(5位)
- TOV:12.3(5位)
- PACE:101.7(5位)
- POSS:101.3(8位)
PACEは早く、TOVが少なくOREBが多いので、FGAはトップになっている。
FTAはかなり少ない。
□2Pと3P
- PTS TOV:15.7(9位)
- PTS 2C:17.5(4位)
- PTS FB:10.3(14位)
- PTS PA:47.0(10位)
- PTS 2P%:52.2(5位)
- PTS 3P%:35.9(6位)
- AST:24.5(8位)
- AST 2P%:47.5(12位)
- AST 3P%:77.2(10位)
2Cからの得点は多いが、それ以外は平均以下だった。特にFBからの得点が少ない。
得点は2Pと3Pが同程度。
ASTからの得点は平均で、ASTありのFGの確率が平均以下。
総括するとOFの特徴は以下の通り。
- 高めのPACE
- TOVは少ない、OREBは多い
- FGAがトップ
- 2Cから得点が多い
- 2P・3Pでの得点割合は同程度
- ASTありの確率が低い
ORtgの改善には、TOVやFBからの得点を増やすこと、ASTからのFG%を上げることが必要だ。
DF面
DFの特徴を見てみよう!
□FG%
- opp FGM:46.2(15位)
- opp FGA:90.2(10位)
- opp FG%:51.2(14位)
- opp 3PM:15.8(16位)
- opp 3PA:39.0(13位)
- opp 3P%:40.5(15位)
FG%・3P%がともにワーストクラスだった。
PACEが早い影響もあり、opp FGM・opp 3PMがかなり多かった。
□DREB
- DREB:31.7(11位)
- DREB%:76.5(4位)
- opp OREB:8.7(4位)
- opp OREB%:23.5(4位)
- opp PTS 2C:12.0(5位)
DREBが上位の成績で、2Cからの失点も少なめ。
□PFとFT
- PF:16.3(2位)
- opp FTM:13.0(1位)
- opp FTA:16.5(2位)
- opp FT%:77.3(10位)
PF・FTからの失点はかなり少ない。
□2Pと3P
- opp PTS TOV:13.8(1位)
- opp PTS FB:15.2(11位)
- opp PTS PA:54.7(16位)
- opp PTS 2P%:50.3(8位)
- opp PTS 3P%:39.1(15位)
- opp AST:27.3(16位)
- opp AST 2P%:50.6(10位)
- opp AST 3P%:75.6(6位)
TOVからの失点は一番少ないが、PAからの失点が最多。3Pからの失点が多め。ASTありの失点は最多。
DFの改善のためには、PAでの失点を減らすこととopp ASTありのFGを減らすことが必要だ。
主要スタッツの成績と順位一覧
※ ()内はプレーオフ1回戦での順位
※opp ○○は対戦相手のスタッツ(例:opp FG%は対戦相手のFG%=被FG%)
・プレーオフ平均
- PTS:115.8(6位)
- FGM:44.0(4位)
- FGA:96.3(1位)
- FG%:45.8(8位)
- 3PM:14.0(4位)
- 3PA:37.3(6位)
- 3P%:36.9(7位)
- FTM:13.8(12位)
- FTA:17.0(14位)
- FT%:79.7(6位)
- OREB:12.2(5位)
- DREB:31.7(11位)
- REB:43.8(10位)
- AST:24.5(8位)
- STL:7.7(7位)
- BLK:4.8(5位)
- TOV:12.3(5位)
- PF:16.3(2位)
- PLUS MINUS:-5.3(11位)
- PTS TOV:15.7(9位)
- PTS 2C:17.5(4位)
- PTS FB:10.3(14位)
- PTS PA:47.0(10位)
- ORtg:114.5(6位)
- DRtg:118.9(14位)
- NETRtg:-4.5(10位)
- OREB%:30.0(7位)
- DREB%:76.5(4位)
- eFG%:53.1(6位)
- TS%:56.0(10位)
- PACE:101.7(5位)
- POSS:101.3(8位)
- PIE:45.7(13位)
- PTS 2P%:52.2(5位)
- PTS 3P%:35.9(6位)
- AST 2P%:47.5(12位)
- AST 3P%:77.2(10位)
- opp PTS:121.2(14位)
- opp FGM:46.2(15位)
- opp FGA:90.2(10位)
- opp FG%:51.2(14位)
- opp 3PM:15.8(16位)
- opp 3PA:39.0(13位)
- opp 3P%:40.5(15位)
- opp FTM:13.0(1位)
- opp FTA:16.5(2位)
- opp FT%:77.3(10位)
- opp OREB:8.7(4位)
- opp DREB:36.3(15位)
- opp REB:45.0(10位)
- opp AST:27.3(16位)
- opp STL:6.5(2位)
- opp BLK:7.2(15位)
- opp TOV:12.3(11位)
- opp PF:16.5(14位)
- opp PTS TOV:13.8(1位)
- opp PTS 2C:12.0(5位)
- opp PTS FB:15.2(11位)
- opp PTS PA:54.7(16位)
- opp ORtg:118.9(14位)
- opp DRtg:114.5(6位)
- opp NETRtg:4.5(10位)
- opp OREB%:23.5(4位)
- opp DREB%:70.0(7位)
- opp eFG%:60.0(15位)
- opp TS%:62.2(15位)
- opp PACE:101.7(11位)
- opp POSS:102.0(11位)
- opp PIE:54.3(13位)
- opp PTS 2P%:50.3(8位)
- opp PTS 3P%:39.1(15位)
- opp AST 2P%:50.6(10位)
- opp AST 3P%:75.6(6位)
総評
OF面では、TOVやFBからの得点を増やすこと、ASTからのFG%を上げることが必要だ。
DF面では、PAでの失点を減らすこととopp ASTありのFGを減らすことが必要だ。
ATLはシーズン終盤にHCを交代したばかりなので、手腕が発揮されるのは来シーズンになるだろう。
オフシーズンの注目点は以下などがある。
- マレーと契約延長を結べるか
- コリンズは動かすのか
- DFを改善するための選手を連れてこられるか
[afi]
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