【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-04-16 クリッパーズ@サンズ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□PHX
デュラントとブッカーの活躍は!
□LAC
レナードとウェストブルックの活躍は!
総評
PHX
FBからの得点
3P%が低かったにも関わらず得点が伸びた理由はFBからの得点だ。61~80試合目で10.6PTS(30位)だったが、この試合では25PTSと大きく上回った。OFの中心を担っているデュラント・ブッカー・エイトンが全員が2Pでの得点がメインなので3P%が低いと得点を増やすのに苦労するので、FBからの得点を増やせるのはチームにとってありがたい。
デュラントとブッカーのPT
プレーオフの初戦でいきなりデュラントが44分・ブッカーが43分とPTの多さが目立った。ブッカーは後半休みなしで、デュラントはスモールラインナップでCのマッチアップをしていた時間もあった。シャメット以外のベンチメンバーは全員PTが10分未満で、主力の酷使と言っても差し支えないだろう。
それだけ初戦はどうしても勝ちたかったということだと思うが、次戦以降もこのようなPT配分で行くのかには注目だ。
まとめ
次戦はトランジションOFとPT配分に注目だ。
LAC
スターターの変更
スターターの課題としてレナード以外のハンドラーがいないことがある。基本的にレナードのOF時にはズバッツとウェストブルックをゴール付近に配置してスペース作りとパスの出し先にしていた。レナードがフィニッシュまで行ってくれれば問題ないが、行けないかつゴール下にもパスを出せないときが問題だった。
残りのパスの出し先が45°のゴードンかバトゥームしかないので、残り数秒でパスを出してもかなり苦しいシュートになってしまう。ハンドラーになれるパウエル・マン・ハイランドの誰かをスタメンにしてレナードのOFでの負担を軽減できるようにするのもありだろう。
ベンチメンバーの活躍
この試合では明らかにベンチメンバーの時間帯で優位に立っていた。ベンチ+レナードでもベンチ+ウェストブルックでもリードを奪っていたので、ベンチメンバーの活躍のおかげだろう。相手もベンチメンバーだった影響もあると思うが、パウエル・マン・ハイランドとハンドラーを並べることでOFが停滞せずにうまくいっていたように感じた。
ベンチメンバーのFGAを増やせればより得点が伸びると思うので、ウェストブルックと同時に起用する時間を増やすなど工夫してもいいかもしれない。
まとめ
次戦ではスターターやローテーションに変更があるのか注目だ。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
最新のスタッツ(レギュラーシーズンの61~80試合目)
欠場選手情報
■PHX
□キャム・ペイン
■LAC
□ポール・ジョージ
チームスタッツ
LACの勝因は下記の2点。
・FGA
・OREB/PTS 2C
LACはOREBからFGAを増やして優位を取った。
2Cでの得点を増やしたことも大きかった。
PHXはTOVやFBからの得点で効率よく得点を伸ばした。
OREBを多く取られたのが痛かった。
プレイヤースタッツ
デュラント・ブッカー・クレイグが得点を伸ばした。
主力のPTの多さは課題だ。
デュラントとポールがREBとASTでスタッツを残した。
PFの多さは改善したい。
FBから得点を伸ばせたのは大きかった。
USG%の偏りの無さは素晴らしい。
レナードが38PTSとOFを引っ張った。
ジョージの欠場でレナードのPTが増えるのは仕方ないだろう。
ズバッツ・プラムリーがREBを稼いだ。
ウェストブルックの5OREBも素晴らしい。
USG%偏っていないのは素晴らしい。
スコア推移とプレイタイム
1Qは一進一退の攻防で始まるが、セカンドユニットに時間帯にLACが2桁リードを奪った。
2QはLACが最大15点近くまでリードを広げるが、PHXも何とか返し1桁で前半を終える。
3QはPHXがスタートダッシュに成功し、一気に2桁近くまでリードするが、セカンドユニットの時間帯でLACが同点にする。
4QはLACがリードしてPHXが返してを繰り返すが、最終的にLACが5点差で勝利をものにした。
PHXはデュラントかブッカーはコートに残すローテーションだった。後半休憩なしのブッカーとエイトンファウルトラブルでCをする時間もあったデュラントの負担が懸念点だ。
LACはレナードかウェストブルックをコートに残すローテーションだった。明らかにセカンドユニットの時間帯でリードを奪っているので、次戦でスターターやローテーションの変更があってもおかしくないだろう。
[afi]
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