【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-02-16 クリッパーズ@サンズ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□PHX
ブッカーとエイトンの活躍は!
□LAC
ジョージとレナードの活躍は!
総評
PHX
ローテーション
セカンドユニットの時間帯にブッカー・ポール・エイトンが誰も出ていない時間帯があった。本来であればペインがベンチからハンドラーとして出てくるのでそのローテーションを維持したと考えられる。気になるのはデュラントが復帰したときだろう。
BKNでは1Qと3Qはフルで出るローテーションだったが、PHXではどうなるだろうか注目だ。おそらく、ブッカーとデュラントのどちらかをコートに残したいので、この試合と同じようにブッカーが1Qの終わりを休んで2Qの開始から出るのだろう。エイトンとポールがどのような組み合わせで出るのかが気になるところだ。
ウィングの層
デュラントのトレードでブリッジスとCJを放出したことでウィングの層が心配されたが、今のところはクレッグがカバーしているようだ。DF面でカバーしきることは難しいが、ロスやウォーレンもいることで大きな穴とはならなそうだ。加えてエイトンや控えC陣がPAを守ることが出来ればOFで上回ることで勝利を勝ち取れるだろう。DFやREBでのエイトンの貢献が鍵を握りそうだ。
まとめ
デュラントが復帰したときにどういうチームになるか注目だ。
LAC
的確な補強
トレードでハイランド・ゴードン・プラムリーを獲得したが、それぞれが活躍をしっかりと活躍を見せた。特に控えCとしてプラムリーを獲得したことで、ズバッツが休む時間帯にスモールラインナップにしなくて済むのは大きい。バトゥームをウィングとして起用できるのはバランスがいいと感じた。
気になるのはパウエルが復帰したときのPTだろうか。パウエルは今シーズンベンチから平均約25分出場しているが、誰のPTを削るのだろうか。この試合ではローテーション選手が全員15~36分といいバランスだったので悩ましいところだ。
安定したOF
この試合ではジョージとレナードは決して好調ではなかったがOF面で停滞感は感じなかった。パウエルも含めてどこからでも点が取れるので今後もOF面で困ることは無いだろう。ジョージやレナードのOF面での負担を減らすことが出来れば、DF面に注力できるのでいいスパイラルだ。
まとめ
トレードで的確な補強をし、優勝への準備は整った。後半戦で勝利数を増やしてホームコートアドバンテージを獲得したいところだ。
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スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■PHX
□ランドリー・シャメット
□キャメロン・ペイン
□ケビン・デュラント
■LAC
□ノーマン・パウエル
チームスタッツ
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/c37a2cc1ee197c1ac9835115bc3e4db8.png)
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area
LACの勝因は下記の2点。
・OREB
・FT
LACはOREBからFGAを増やすことが出来た。
また、FTでPTSを稼げたのも大きい
PHXは相手のTOVからPTSを稼いだ。
PFから多くのFTを与えたのは改善点だ。
プレイヤースタッツ
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/714f9babd0caeffc6973e7f64e1dbd20.png)
4人が16PTS以上とバランスは良かった。
怪我明けの影響かブッカーは低調だった。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/589b3cca881be9914aefd034aa9fb47f.png)
ブッカーやポールのASTは素晴らしい。
ブッカーはPFに気を付けたい。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/75fea5a20501a14ae95c4114c26b6dff.png)
USG%が偏っていないのは素晴らしい。
デュラントが復帰しても継続したところだ。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/00486a842f41b90d599bcae15e704179.png)
ジョージとマンがPTSで貢献した。
特にマンはFG%が高いのは素晴らしい。
PT管理もしっかりできているのはさすがだ。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/4f0f74d32445bec51cc822ed0e37f165.png)
ズバッツが6OREBと活躍した。
ASTは多くの選手が記録しており、チームでOFが出来ている。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/52c6545d8ee7ac8b1a385a1c7e7b377a.png)
USG%が偏ってないのはいい点だ。
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スコア推移とプレイタイム
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/ca8314f49140fa53dd5654b810f90518-1024x614.png)
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/d34d2d843f49c49e68f7907db681e151-1024x614.png)
LACが1Qで一気にリードしたが、2QでPHXが差を縮めて前半を終えた。
3QでもPHXが逆転するが、LACが再逆転して3Qを終える。
4Qは差が縮まらず、5点以上リードしたままLACが勝利した。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/4663ccfbea8defec27630ff14557ebab-878x1024.png)
PHXはセカンドユニットの時間帯にロスがハンドラーを務めるようなラインナップだった。ペインとデュラントが復帰したときにどのようなローテーションになるか注目だ。
LACはジョージとレナードのどちらかを必ずコートに残すようなローテーションだった。常にサイズ的にバランスのいいラインナップを組めているのは素晴らしい。
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