【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-10-06 ヒート@ネッツ(プレシーズン)
NBA データ分析
1. 欠場選手情報
■ネッツ
□カイリー・アービング
□ジョー・ハリス
□セス・カリー
□TJ・ウォーレン
■ヒート
□タイラー・ヒーロー
□ビクター・オラディポ
□ゲイブ・ビンセント
□ケイレブ・マーティン
□ドウェイン・デッドモンド
2. チームスタッツ
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ヒートの勝因は下記の4点。
・フィールドゴール試投数/成功数
・3ポイント成功数
・ターンオーバー/スティール/ターンオーバーからの得点
・ペイントでの得点
ヒートは堅守からネッツのターンオーバーを誘発し、ファストブレイクでペイントを攻めたことが勝利につながった。
ネッツは3ポイント18%、26ターンオーバーとオフェンスが不調で80得点と低調な結果に終わった。
3. プレイヤースタッツ
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デュラントは25分で22得点とカイリー不在の中オフェンスをけん引した。
シモンズは4得点、10リバウンド、4アシストとオールラウンドな活躍を見せたが、6ターンオーバーとヒートの堅守につかまった。
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ヒートは複数選手が二桁得点を記録するなどディフェンスからのファストブレイクで得点を稼いだ。
4. スコア推移とプレイタイム
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1Q中盤まではほぼ互角だったが、セカンドユニットの時間帯でヒートが一気に差を広げ、主力が出場した3Q中盤まで20近いリードを維持し続け、そのまま勝利した。
5. 総評
ネッツはカイリー・ハリス・カリーなどの不在の影響か3ポイント成功率18%・26ターンオーバーとオフェンスが壊滅的だった。
デュラントが1on1をしやすいように前を向いてボールをもらえるようなチームオフェンスが少なく、デュラントが体を張ってボールを受けていた。スイープ負けをした昨年のセルティックスとプレーオフでよく見たシーンである。
また、デュラントがボールを持った後も周りの足が止まっており、ダブルチームでつぶされるなど、到底チームオフェンスとは言えないような状況だった。
シモンズからのオフェンスはトップからとローポストからで大きく印象が変わった。トップからでは相手を抜ききれずにパスを出すため決定的なチャンスとならず、シューターが苦し紛れにシュートを打つ場面が多々見られた。
逆にローポストからは身長とスピードの有利さを生かして、相手を抜いた後にパスをさばくことで決定的なチャンスにつながっており、このプレーを増やしてほしいと感じた。
オフェンスでの停滞感を払しょくするためにはクラクストンとシモンズの同時起用をどうするか、いい活躍を見せていたサムナーをハンドラーとしてシモンズと同時に起用するなどが考えられる。今後のナッシュHCの采配に注目したい。
ヒートはオフに移籍したタッカーの穴埋めが出来ておらず、PFをどうするかが注目ポイントになっている。候補としてはルーキーのヨビッチ、ユルトセブンをCにしてアデバヨをPF起用、トレードでのクラウダーの獲得などがある。
育成に定評のあるヒートなので、ドラフト2巡目指名選手や指名外の選手を発掘してレギュラーシーズンをうまく戦っていくだろう。
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