【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-10-19 キャバリアーズ@ラプターズ
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注目ポイント
□TOR
チームとして戦力は向上しているのか!
□CLE
SFのスターターとローテーションはどうなるのか!
総評
TOR
完成度の高さ
TORは昨年から主力は変わらずチームとしての完成度は高い。バーンズがジャンプボールをするなどサイズが小さいフロントコートだが、CLE相手にチームでREBを取るなど意識の統一は問題ない。
ファーストオプション
Eastを勝ち抜くために必要なのは絶対的エースの存在だろうか。期待されるのは昨年新人王のバーンズか。現状アウトサイドシュートの確率の悪さを見抜かれディフェンダーに引いて守られることが多い。PGに挑戦するなどオールラウンドな活躍をしているが、強豪に勝つためには得点力の向上は必須だろう。シーズンを通してOFがどう変化するか注目したい。
PT管理
また、TORはPHIと同じように主力のPTが長い。これはHCがそういう起用法を好むということが理由だが、長いシーズン、そしてプレイオフを見据えてどの様に選手の健康と向き合っていくかには注目だ。
まとめ
いい意味でも悪い意味でも完成したチームである。Eastをどの様に勝ち抜いていくか見ものである!
CLE
SFのスターター
CLEは注目のSFポジションのスターターにはルバートを起用することにした。OF面での決定というニュースがあったが、サイズ面でバランスがいいのでDFでもいい効果が期待できるだろう。スターターがそろったのは今シーズン初めてのことだと思うが、ツインタワーのインサイドの圧力は健在だった。サイズの大きくないTOR相手にはPAでの得点を簡単には許さなかった。
ミッチェルのフィット
ガーランドとオフに獲得したミッチェルのバックコートコンビはプレシーズンを見る限りOFでもDFでもいい効果を生み出しているように感じた。この試合もガーランドがいなくなるまではルバートと加えて3人が並んだときは効果的なOFが出来ていたと思う。
問題は3人の内2人が休んでいる時間帯だろうか。少しOFが停滞気味になるのでモーブリーのOFの機会を増やしていいと感じた。また、ハンドラーがもう1人ほしいとも感じた。今日は前半にオコロを試していたがあまりかみ合わず、その結果後半は出番がなかった。ネトでは少し心もとないので、やはりルビオの復帰が待たれる。
まとめ
ガーランドの不在で後半は少しOFの停滞感があったが、今シーズンはプレイオフでいい戦いをできるだろう!
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■TOR
□ケム・バーチ
□クリス・ブーシェ
□オット・ポーターJr
■CLE
□リッキー・ルビオ
チームスタッツ
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2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area
TORの勝因は下記の2点。
・OREB/PTS 2C
・STL
TORはサイズで勝るCLEのインサイドに対してチームでREBに参加した。特にOREBで上回りPTS 2Cにつなげたのが大きかった。
また、フロントコートはサイズはないが手が長いので多くのSTLを記録した。
CLEはPTS PAで上回った。特にハンドラーからゴール下でのパスが多く見られた。
OREBを多く取られたことは改善点だろう。
プレイヤースタッツ
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スターター全員が32分以上のPTで15PTS以上を記録した。
ベンチからアチウワが10PTS取っているのは心強い。
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チームでREBを取っていることが分かる。
バーンズは7ASTとオールラウンドな活躍をしている。
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シアカムがUSG%では高めだが平均的に高く、チーム全体でのOFという傾向がみられる。
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ガーランドの不在の分オスマンが出場し、しっかりと穴を埋めている。
モーブリーとアレンでもう少し点を取れるとチームとして楽になるかもしれない。
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アレンはOREB5本とインサイドを支配した。
ベンチからラブやオスマンのシューターが出てくることでミッチェルやルバートのASTが増えているのはいい傾向だ。
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ガーランドとミッチェルのUSG%が高くなっている。
ルバートはASTが多かったので低くなっているようなので、負担軽減のためにモーブリーやアレンのOFを増やしたいところだ。
スコア推移とプレイタイム
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最後まで一進一退の攻防が続いた。最後はガーランドの不在でCLEのOFが停滞し、逆転を許した印象だった。
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TORは主力で複数のポジションを守れる選手が多いので順番に休ませながら長時間主力がコートにいるようにするローテーションとなっている。
CLEはガーランド・モーブリー・ミッチェル・ルバートの内、2人はコートに残すようなローテーションをしている。
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