【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】スタッツから見るプレーオフ分析 キングスvsウォリアーズ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう！
注目ポイント
61～80試合目の最新のスタッツを使って、Westプレーオフ1回戦のキングスvsウォリアーズの相性などを分析してみよう。
スタッツに差がある項目が注目点だ。
スタッツの用語について
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
最新のスタッツ(61～80試合目)
スタッツ詳細
Rtg
・キングス
- ORtg:122.5(1位)
- DRtg:117.6(21位)
- NETRtg:4.9(6位)
・ウォリアーズ
- ORtg:116.6(13位)
- DRtg:113.6(10位)
- NETRtg:3.0(12位)
OFが得意なキングスとOF・DFどちらも平均的なウォリアーズという構図になっている。
キングスのOF vs ウォリアーズDF
キングスのOFとウォリアーズのDFの相性を見てみよう！
□FG効率(キングス)
- FGM:44.1(5位)
- FG%:49.5(6位)
- 3PM:15.1(5位)
- 3P%:37.9(8位)
- eFG%:58.0(5位)
- TS%:61.4(5位)
□相手のFG効率(ウォリアーズ)
- opp FGM:42.2(14位)
- opp FG%:46.2(5位)
- opp 3PM:13.4(22位)
- opp 3P%:36.4(13位)
- opp eFG%:53.5(8位)
- opp TS%:56.9(6位)
ウォリアーズは3Pを抑えるのに苦戦しているので、キングスは3Pを高確率で決めたいところだ。
□FG回数(キングス)
- FGA:89.3(13位)
- 3PA:39.6(5位)
- TOV:11.0(2位)
- PACE:100.2(13位)
- POSS:100.7(13位)
□相手のFG回数(ウォリアーズ)
- opp FGA:91.2(24位)
- opp 3PA:36.3(25位)
- opp TOV:12.6(14位)
- opp PACE:101.1(24位)
- opp POSS:101.6(21位)
ウォリアーズは相手に多くのFGAを許している。
キングスが特に3PAを増やせるのかに注目だ。
□PFとFT(キングス)
- opp PF:20.6(5位)
- FTM:20.1(7位)
- FTA:25.9(2位)
- FT%:76.8(21位)
□相手のPFとFT(ウォリアーズ)
- PF:19.8(18位)
- opp FTM:17.6(12位)
- opp FTA:23.2(16位)
- opp FT%:76.1(6位)
ウォリアーズのPFは平均程度。キングスはFTから得点を伸ばせるだろうか。
□OREBと2C(キングス)
- OREB:10.1(15位)
- OREB%:26.8(18位)
- PTS 2C:14.3(10位)
□相手のOREBと2C(ウォリアーズ)
- opp OREB:11.0(21位)
- opp OREB%:29.0(25位)
- opp PTS 2C:13.1(14位)
キングスは2Cからの得点が多め。ウォリアーズは2Cからの失点が平均程度。
ウォリアーズはDREBが弱点になっているので、キングスはOREBからFGAを増やすことにつなげたい。
□TOVとFB(キングス)
- STL:6.5(26位)
- opp TOV:11.8(22位)
- PTS TOV:15.7(15位)
- PTS FB:13.7(19位)
- PTS PA:51.4(15位)
□相手のTOVとFB(ウォリアーズ)
- opp STL:8.0(23位)
- TOV:15.3(29位)
- opp PTS TOV:18.4(26位)
- opp PTS FB:14.6(19位)
- opp PTS PA:48.6(9位)
ウォリアーズはTOVがかなり多いので、キングスはTOVからの得点を増やしたい。
□2Pと3P(キングス)
- PTS 2P%:46.9(27位)
- PTS 3P%:36.7(5位)
- AST:28.5(3位)
- AST 2P%:52.1(12位)
- AST 3P%:89.7(4位)
□相手の2Pと3P(ウォリアーズ)
- opp PTS 2P%:49.9(8位)
- opp PTS 3P%:34.7(25位)
- opp AST:26.1(11位)
- opp AST 2P%:52.4(19位)
- opp AST 3P%:82.2(10位)
キングスは3Pの得点割合が多く、ウォリアーズは3Pの失点割合が多いので、キングスは3Pで得点を伸ばせそうだ。
ウォリアーズはASTからの失点は少なめなので、キングスがASTありの3Pを決められるかが鍵になりそうだ。
ウォリアーズのOF vs キングスのDF
ウォリアーズのOFとキングスのDFの相性を見てみよう！
□FG効率(ウォリアーズ)
- FGM:43.1(9位)
- FG%:47.8(20位)
- 3PM:15.9(3位)
- 3P%:37.0(13位)
- eFG%:56.6(8位)
- TS%:59.7(11位)
□相手のFG効率(キングス)
- opp FGM:43.3(21位)
- opp FG%:48.7(21位)
- opp 3PM:13.5(24位)
- opp 3P%:37.2(21位)
- opp eFG%:56.3(22位)
- opp TS%:59.5(20位)
キングスは失点効率が高いので、ウォリアーズはOFではそこまで苦労しないだろう。
FG%・3P%を高くできるだろうか。
□FG回数(ウォリアーズ)
- FGA:90.5(8位)
- 3PA:42.9(2位)
- TOV:15.3(29位)
- PACE:101.1(7位)
- POSS:101.7(8位)
□相手のFG回数(キングス)
- opp FGA:89.2(17位)
- opp 3PA:36.2(23位)
- opp TOV:11.8(22位)
- opp PACE:100.2(18位)
- opp POSS:100.8(18位)
キングスはopp 3PAが多いので、ウォリアーズは3PAを増やせそうだ。
ウォリアーズがTOVを減らせるかも注目点だ。
□PFとFT(ウォリアーズ)
- opp PF:18.8(19位)
- FTM:16.6(22位)
- FTA:20.8(25位)
- FT%:80.4(9位)
□相手のPFとFT(キングス)
- PF:19.5(15位)
- opp FTM:18.4(16位)
- opp FTA:24.0(21位)
- opp FT%:77.1(9位)
キングスはFTからの失点が多いが、ウォリアーズはFTからの得点が少ない。
この点はキングスに有利に働きそうだ。
□OREBと2C(ウォリアーズ)
- OREB:12.5(4位)
- OREB%:31.2(4位)
- PTS 2C:17.4(2位)
□相手のOREBと2C(キングス)
- opp OREB:9.6(8位)
- opp OREB%:25.7(4位)
- opp PTS 2C:12.2(9位)
ウォリアーズはOREBが多いが、キングスはopp OREBを抑えている。
どちらかが優位を取るか注目だ。
□TOVとFB(ウォリアーズ)
- STL:7.4(13位)
- opp TOV:12.4(15位)
- PTS TOV:16.6(10位)
- PTS FB:13.7(19位)
- PTS PA:46.5(26位)
□相手のTOVとFB(キングス)
- opp STL:6.5(9位)
- TOV:11.0(2位)
- opp PTS TOV:13.1(1位)
- opp PTS FB:11.4(1位)
- opp PTS PA:50.2(16位)
キングスはTOVが少ないので、TOVからの得点が少ないウォリアーズはこの点で得点を伸ばすのには期待できなさそうだ。
□2Pと3P(ウォリアーズ)
- PTS 2P%:45.9(29位)
- PTS 3P%:40.1(3位)
- AST:28.9(2位)
- AST 2P%:58.8(2位)
- AST 3P%:83.1(19位)
□相手の2Pと3P(キングス)
- opp PTS 2P%:50.5(11位)
- opp PTS 3P%:34.1(22位)
- opp AST:28.2(29位)
- opp AST 2P%:52.7(20位)
- opp AST 3P%:92.4(30位)
キングスは3Pからの失点が多い。また、ASTからの3Pも高確率で許している。
ウォリアーズはASTからの3Pを高確率で決めたいところだ。
総評
キングスのOF面での注目点は、3P％、特にASTありの3Pを高確率で決められるかが注目だ。また、ウォリアーズはDREBを苦手としているので、キングスはOREBからFGAを増やしたい。
ウォリアーズのOF面での注目点は、同じようにASTありの3Pを決められるかと、OREBを取れるかになりそうだ。また、3P以外で得点を伸ばすのも大事だろう。
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