【NBAデータ分析//NBA Data Analitics】NBA全チームスタッツ分析(61~70試合まで)
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
61~70試合目のスタッツ分析を行う。
トレードなどでロスターが大きく変更したBKN・PHX・DAL・LAL・LACのスタッツを60試合目までと比較してみる。ぜひ両方の記事を開いて見比べてほしい。
61~70試合での勝敗
この10試合の勝率は以下の通り。
- 6勝4敗:LAL、PHX
- 5勝5敗:LAC、BKN
- 4勝6敗:DAL
どのチームも高い勝率は記録できなかったが、チームが変わったばかりなので仕方ない部分もあるだろう。
続いてスタッツの変化を見ていこう。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
スタッツグラフ
ORtg VS DRtg
ORtg:100POSS当たりのPTSなので高いほど良い。
DRtg:100POSS当たりの失点のため低いほど良い。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:ORtgが悪化、DRtgが改善
- ORtg:115.1 → 109.8
- DRtg:113.9 → 110.4
- DAL:ORtgが改善、DRtgが悪化
- ORtg:115.6 → 117.3
- DRtg:115.3 → 117.1
- LAC:ORtgが改善、DRtgが悪化
- ORtg:112.9 → 116.6
- DRtg:112.8 → 116.8
- LAL:ORtgが悪化、DRtgが改善
- ORtg:113.3 → 112.4
- DRtg:114.0 → 110.1
- PHX:ORtgが改善、DRtgが悪化
- ORtg:113.4 → 117.8
- DRtg:112.1 → 112.7
PACE VS TS%
PACE:48分当たりのPOSSなので多いほどOFの回数が多い。
TS%:OF1回当たりの得点期待値なので高いほど得点効率がが高い。
「PACE=OFの回数」と「TS%=OFの効率」を分析することでOFの傾向が分かる。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:PACEが上がり、TS%が下がった
- PACE:98.8 → 101.2
- TS%:60.9 → 56.5
- DAL:PACEが上がり、TS%が上がった
- PACE:96.4 → 100.1
- TS%:59.7 → 61.1
- LAC:PACEが上がり、TS%が上がった
- PACE:98.2 → 100.6
- TS%:58.1 → 61.2
- LAL:PACEが下がり、TS%が下がった
- PACE:102.4 → 101.0
- TS%:58.0 → 57.4
- PHX:PACEが上がり、TS%が上がった
- PACE:98.7 → 99.5
- TS%:56.9 → 58.3
FG% VS 3P%
FG%:FG全体の確率で高いほど良い。
3P%:3Pのみの確率で高いほど良い。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:FG%が悪化し、3P%が悪化
- FG%:50.1 → 44.0
- 3P%:38.9 → 35.9
- DAL:FG%が改善し、3P%が改善
- FG%:47.3 → 47.9
- 3P%:36.5 → 40.7
- LAC:FG%が改善し、3P%が悪化
- FG%:47.1 → 49.4
- 3P%:37.6 → 36.9
- LAL:FG%が悪化し、3P%が悪化
- FG%:48.3 → 45.7
- 3P%:34.3 → 34.0
- PHX:FG%が改善し、3P%が悪化
- FG%:46.5 → 48.2
- 3P%:37.7 → 35.1
DREB% VS opp OREB%
DREB% (ディフェンスリバウンド率):相手のPOSSを減らせるので高いほどいい。
opp OREB% (相手のオフェンスリバウンド率):相手のPOSSを減らせるので低いほどいい。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:DREB%が改善
- DREB%:69.3 → 69.7
- opp OREB%:30.7 → 30.3
- DAL:DREB%が改善
- DREB%:72.5 → 75.1
- opp OREB%:27.5 → 24.9
- LAC:DREB%が悪化
- DREB%:73.7 → 73.0
- opp OREB%:26.3 → 27.1
- LAL:DREB%が悪化
- DREB%:72.6 → 71.2
- opp OREB%:27.4 → 28.8
- PHX:DREB%が改善
- DREB%:71.7 → 73.3
- opp OREB%:28.3 → 26.7
OREB% VS opp DREB%
OREB% (オフェンスリバウンド率):POSSを増やせるので高いほどいい。
opp DREB% (相手のディフェンスリバウンド率):POSSを増やせるので低いほどいい。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:OREB%が悪化
- OREB%:22.1 → 20.3
- opp DREB%:77.9 → 79.7
- DAL:OREB%が悪化
- OREB%:23.3 → 21.1
- opp DREB%:76.7 → 78.9
- LAC:OREB%が悪化
- OREB%:26.9 → 26.3
- opp DREB%:73.1 → 73.7
- LAL:OREB%が改善
- OREB%:25.9 → 29.5
- opp DREB%:74.1 → 70.5
- PHX:OREB%が悪化
- OREB%:31.0 → 29.1
- opp DREB%:69.0 → 70.9
AST VS TOV
AST (アシスト):少ないチームは1on1からの得点が多いと想像できる。
TOV (ターンオーバー):OFの回数が増えるため少ないほど良い。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:ASTが減少し、TOVが減少
- AST:25.6 → 23.7
- TOV:13.3 → 11.6
- DAL:ASTが増加し、TOVが変化なし
- AST:22.4 → 23.6
- TOV:11.8 → 11.8
- LAC:ASTが増加し、TOVが増加
- AST:22.8 → 26.6
- TOV:13.3 → 14.7
- LAL:ASTが増加し、TOVが増加
- AST:25.3 → 24.5
- TOV:13.5 → 14.0
- PHX:ASTが減少し、TOVが減少
- AST:27.2 → 26.5
- TOV:13.4 → 12.0
PTS 2P% VS PTS 3P%
PTS 2P%:PTSの内、2Pの割合。
PTS 3P%:PTSの内、3Pの割合。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:PTS 2P%が減少
- PTS 2P%:51.9 → 44.0
- PTS 3P%:33.2 → 37.8
- DAL:PTS 2P%が減少
- PTS 2P%:43.5 → 40.7
- PTS 3P%:39.2 → 43.6
- LAC:PTS 2P%が増加
- PTS 2P%:49.8 → 50.6
- PTS 3P%:33.9 → 30.3
- LAL:PTS 2P%が減少
- PTS 2P%:55.9 → 50.0
- PTS 3P%:26.8 → 30.8
- PHX:PTS 2P%が増加
- PTS 2P%:52.2 → 55.0
- PTS 3P%:32.6 → 30.5
AST 2P% VS AST 3P%
AST 2P%:2PMの内、ASTからの2PMの割合。
AST 3P%:3PMの内、ASTからの3PMの割合。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:AST 2P%が減少、AST 3P%が増加
- AST 2P%:52.6 → 48.3
- AST 3P%:80.4 → 83.9
- DAL:AST 2P%が減少、AST 3P%が減少
- AST 2P%:44.4 → 43.3
- AST 3P%:78.0 → 76.4
- LAC:AST 2P%が増加、AST 3P%が増加
- AST 2P%:44.4 → 51.9
- AST 3P%:82.4 → 86.4
- LAL:AST 2P%が増加、AST 3P%が増加
- AST 2P%:49.7 → 50.5
- AST 3P%:84.6 → 86.8
- PHX:AST 2P%が減少、AST 3P%が増加
- AST 2P%:57.3 → 50.8
- AST 3P%:85.1 → 86.9
DREB VS PTS FB
DREB (ディフェンスリバウンド数):POSSが増えるので多いほどいい。
PTS FB (ファストブレイクからの得点):確率の高いシュートになりやすいので多いほどいい。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:DREBが増加、PTS FBが減少
- DREB:32.4 → 33.5
- PTS FB:15.8 → 10.5
- DAL:DREBが増加、PTS FBが増加
- DREB:30.7 → 32.8
- PTS FB:10.1 → 14.0
- LAC:DREBが変化なし、PTS FBが増加
- DREB:33.6 → 33.6
- PTS FB:12.3 → 14.1
- LAL:DREBが減少、PTS FBが減少
- DREB:35.9 → 34.7
- PTS FB:16.9 → 15.6
- PHX:DREBが増加、PTS FBが変化なし
- DREB:32.0 → 34.2
- PTS FB:10.4 → 10.4
OREB VS PTS 2C
OREB (オフェンスリバウンド数):POSSが増えるので多いほどいい。
PTS 2C (セカンドチャンスからの得点):確率の高いシュートになりやすいので多いほどいい。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:OREBが増加、PTS 2Cが減少
- OREB:7.7 → 7.9
- PTS 2C:10.8 → 8.5
- DAL:OREBが減少、PTS 2Cが減少
- OREB:8.0 → 6.9
- PTS 2C:11.7 → 8.8
- LAC:OREBが減少、PTS 2Cが増加
- OREB:9.9 → 9.0
- PTS 2C:11.6 → 12.9
- LAL:OREBが増加、PTS 2Cが減少
- OREB:9.6 → 11.0
- PTS 2C:13.1 → 12.6
- PHX:OREBが減少、PTS 2Cが減少
- OREB:11.9 → 11.4
- PTS 2C:15.1 → 14.2
opp FG% VS opp 3P%
opp FG%:対戦相手のFG%なので低いほどいい。
opp 3P%:対戦相手の3P%なので低いほどいい。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:opp FG%が悪化、opp 3P%が改善
- opp FG%:46.1 → 46.5
- opp 3P%:36.9 → 35.1
- DAL:opp FG%が悪化、opp 3P%が悪化
- opp FG%:48.6 → 49.6
- opp 3P%:35.1 → 36.2
- LAC:opp FG%が悪化、opp 3P%が悪化
- opp FG%:47.1 → 48.4
- opp 3P%:36.3 → 37.1
- LAL:opp FG%が改善、opp 3P%が改善
- opp FG%:47.2 → 45.5
- opp 3P%:34.2 → 30.6
- PHX:opp FG%が改善、opp 3P%が改善
- opp FG%:46.8 → 45.7
- opp 3P%:35.7 → 35.2
opp PTS 2P% VS opp PTS 3P%
opp PTS 2P%:相手のPTSの内、2Pの割合。
opp PTS 3P%:相手のPTSの内、3Pの割合。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:opp PTS 2P%が増加、opp PTS 3P%が増加
- opp PTS 2P%:50.7 → 54.3
- opp PTS 3P%:31.8 → 32.0
- DAL:opp PTS 2P%が増加、opp PTS 3P%が増加
- opp PTS 2P%:53.6 → 53.8
- opp PTS 3P%:29.1 → 29.5
- LAC:opp PTS 2P%が増加、opp PTS 3P%が減少
- opp PTS 2P%:51.8 → 52.9
- opp PTS 3P%:32.7 → 31.9
- LAL:opp PTS 2P%が増加、opp PTS 3P%が増加
- opp PTS 2P%:53.9 → 54.9
- opp PTS 3P%:31.8 → 32.3
- PHX:opp PTS 2P%が減少、opp PTS 3P%が増加
- opp PTS 2P%:51.4 → 47.1
- opp PTS 3P%:30.7 → 34.1
opp AST 2P% VS opp AST 3P%
opp AST 2P%:相手の2PMの内、ASTからの2PMの割合。
opp AST 3P%:相手の3PMの内、ASTからの3PMの割合。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:opp AST 2P%が増加、opp AST 3P%が減少
- opp AST 2P%:46.9 → 49.0
- opp AST 3P%:80.8 → 80.2
- DAL:opp AST 2P%が増加、opp AST 3P%が増加
- opp AST 2P%:50.1 → 51.9
- opp AST 3P%:84.6 → 85.6
- LAC:opp AST 2P%が増加、opp AST 3P%が減少
- opp AST 2P%:50.6 → 53.0
- opp AST 3P%:81.0 → 80.4
- LAL:opp AST 2P%が減少、opp AST 3P%が減少
- opp AST 2P%:48.7 → 48.6
- opp AST 3P%:82.0 → 80.4
- PHX:opp AST 2P%が減少、opp AST 3P%が減少
- opp AST 2P%:49.3 → 44.8
- opp AST 3P%:82.4 → 82.2
opp OREB VS opp PTS 2C
opp OREB (オフェンスリバウンド数):相手のPOSSが増えるので少ないほどいい。
opp PTS 2C (セカンドチャンスからの得点):確率の高いシュートになりやすいので少ないほどいい。
1~60試合目までと61~70試合目までのスタッツ変化
- BKN:opp OREBが増加、opp PTS 2Cが増加
- opp OREB:11.5 → 12.1
- opp PTS 2C:14.6 → 15.3
- DAL:opp OREBが減少、opp PTS 2Cが増加
- opp OREB:9.7 → 9.5
- opp PTS 2C:13.7 → 15.0
- LAC:opp OREBが増加、opp PTS 2Cが増加
- opp OREB:9.9 → 10.8
- opp PTS 2C:13.2 → 13.3
- LAL:opp OREBが変化なし、opp PTS 2Cが減少
- opp OREB:11.3 → 11.3
- opp PTS 2C:14.6 → 11.8
- PHX:opp OREBが減少、opp PTS 2Cが増加
- opp OREB:10.4 → 9.9
- opp PTS 2C:13.5 → 14.0
総評
トレードで大きく動いたBKN・DAL・LAC・LAL・PHXのトレード前後でのスタッツ変化を確認した。
予想通りロスターの変化はORtg・DRtgに大きな影響をもたらした。
残りの12試合でどれだけ弱点を改善してチームとしての完成度を高められるのか注目したい。
[afi]
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