【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-11-13 ネッツ@レイカーズ

2023-03-29チーム,ネッツ,レイカーズ

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注目ポイント

□LAL
 レブロン不在の中、OFの改善は!

□BKN
 デュラントの負担を減らせるか!

総評

LAL

効率のいいOF

デイビスのポストプレイ・ウォーカーの1on1・ウェストブルックやベバリーのASTからの3Pと効率的に得点を重ねることが出来た。やはり健康なデイビスは支配的なビッグマンであり、インサイドで安定してPTSを重ねることが計算できる。

これまでの試合ももう少し3Pが入れば勝てていたという展開もあった。この試合のように現状のロスターの選手の活躍が期待する、もしくはトレードなどでシューターを獲得するなどでもう少し勝率を上げることが期待できるだろう。

DFローテーション

DFではローテーションミスでフリーを作るなど稚拙な部分も見られた。BKNのシュートが入らなかったので助かった部分もあり、コミュニケーションは改善点だ。DF面でもデイビスがインサイドで影響力を持っているので、周りの選手が簡単にアウトサイドシュートを打たせないようにしたいところだ。

まとめ

OFで改善が見られる一方で、前半はリーグトップクラスだったDFがここ数試合では崩壊している。どちらもバランスよく改善して勝率を上げていきたい。

BKN

デュラント不在の時間帯

ここ数試合ではサムナーやトーマス・セスが前半のデュラントが休む時間帯に活躍したことで離されることがなく、後半でもデュラントが休む時間を作ることが出来た。しかし、この試合では前半のデュラントが休憩した時間帯(2Q序盤)にリードを広げられた。その結果、後半にデュラントを休ませることが出来ずに4Qの最初から出場させることになってしまった。

その結果として4Q中盤にデュラントがシュートを連続で外したりTOVを犯してしまってPTSが止まり、LALにリードを広げられてしまった。だが、アウェイでの連戦の2試合目で、後半休憩なしで出場したデュラントを攻めることはできないだろう。カイリーが復帰するまではデュラントの休憩時間のOFに悩まされそうだ。

支配的なビッグマンへの対策

これまでの試合でもアダムスやバランチュナス・ザイオンにインサイドを支配されたことがあった。しかし、アダムスやバランチュナスはREB、ザイオンはPTSとどちらかだけだった。一方、デイビスはPAで26PTS・10 OREBと両方でスタッツを残した。BKNのロスター的にCの層が薄く支配的なビッグマンへの対策でカズンズやハワードの補強を望む声が出るのも仕方ない。

個人的にはまだC(クラクストン or シモンズ)・PF(渡邊 or マーキーフ)・SF(デュラント)の並びを十分な時間試してからの判断でいいと思っている。この試合でもフロントコートが渡邊・マーキーフ・デュラントの並びの時間帯は差を縮めていた。怪我の影響で中々試せていないのでもう少し様子見したいところだ。

まとめ

良い点も悪い点も見つかったが徐々に改善されているのを感じることが出来る。怪我人が減ってくれば自然と勝率が上がっていくことに期待できると思うのでじっくりと見守っていきたい。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■LAL
 □レブロン・ジェームズ
 □デニス・シュルーダー
 □トーマス・ブライアント

■BKN
 □TJ・ウォーレン
 □カイリー・アービング
 □セス・カリー
 □ベン・シモンズ

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

LALの勝因は下記の2点。
・FG%/3P%
・PTS PA

LALは高確率でFGを成功させた。PAでのPTSが多かったことも影響しているだろう。

BKNは3Pが入らなかった。シューターの復調に期待したい。

プレイヤースタッツ

デイビスはFG60%で37PTSと大活躍した。
レブロン不在の穴をウォーカーとリーブスが埋めた。

デイビスは10OREBとインサイドで支配的な活躍を残した。
ウェストブルックは12ASTとチームのOFを支えた。

デイビスとウェストブルックがOFの中心を担った。
ウォーカーやリーブスはTS%が高く効率的に得点している。

デュラントに続く選手が現れなかった。

デュラントを中心に多くの選手がREBを稼いでいるのはいい点だ。

引き続きデュラントのUSG%が低くなっているのはいい点だ。
サムナーやトーマスはFG%を上げてTS%を高めたい。

スコア推移とプレイタイム

常にLALがリードする展開となった。BKNが差を縮めることはあったが逆転は許さず、LALが勝利をつかみ取った。

LALはデイビスが休む時間帯にウェストブルックやリーブスの活躍でリードを広げることが出来た。
BKNは久しぶりにデュラントを3番で起用するラインナップを試すことが出来た。いい結果を残しているので今後も試していきたいところだ。

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