【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-11-05 ネッツ@ホーネッツ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□CHA
ラメロとヘイワード不在の中、どの様な戦いを見せるのか!
□BKN
シモンズとカイリー不在の影響は!
総評
CHA
チームとしての強み
CHAはREB・3P%・ASTなどでリーグ上位の成績を残している。この試合ではREBでは上回れたものの、3P%が伸びずASTも多くはなかった。ラメロが怪我から復帰すればさらにスタッツが改善され、勝率も上がってくると思われる。
今シーズンの目標
マイルズ・ブリッジスの思わぬ離脱とラメロの怪我でシーズン開始前から低い評価をされている印象だ。ヘイワードが健康を保てればプレイオフも目指せると思うが、今シーズンの目標をどうするのかが注目だ。
BKN
カイリー不在の穴埋め
この試合ではトーマスが21PTSと活躍し、デュラントの負担軽減も含めてカイリー不在の穴埋めをした。トーマスはデュラントと関係性がよくカイリーの次にボールを安心して預けている印象がある。そういう意味ではデュラントの同時に出てもOFの機会があるのでデュラントの負担を軽減するには最適だろう。
一方で、トーマスの不安な点としては、ボールを持ちすぎるところやシュートセレクションの悪さなどがあるだろう。そのあたりはデュラントがアドバイスしてほしいところでもある。カイリーの不在は痛いが、トーマスやサムナーを上手く起用してカバーしたいところだ。
シモンズ不在の影響
シモンズの不在で明らかにインサイドの層が薄くなっている。クラクストンがファールトラブルになったこともあり、渡邊がCを務める時間帯もあった。その結果、この試合でも弱点のREBで相手を下回ってしまった。去年のようにフロントコートが手薄ではEastの強豪チームに勝てないだろう。
シモンズは怪我で離脱する前はOF面で積極性を見せられなかったが、DF面やASTでは間違いなくチームに貢献していた。シモンズ(とウォーレン)の復帰が待たれる状況だ。
まとめ
アウェイで連勝を飾りチームとしてはかなりいい雰囲気になっている。一方でカイリーのSNS問題の解決、シモンズの復帰、新HCという問題は山積みである。早くそれらの問題を解決していい雰囲気のまま勝利を積み重ねていきたいところだ。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■CHA
□ラメロ・ボール
□ゴードン・ヘイワード
■BKN
□TJ・ウォーレン
□ベン・シモンズ
□カイリー・アーヴィング
チームスタッツ
BKNの勝因は下記の3点。
・FG%
・FTM/FT%
・TOV/PTS TOV
BKNはFG%でわずかに上回った。TOVからのPTSで上回った影響だろう。
また、FTを高精度で決めた点が点差につながった。
CHAはREBで上回ったが、終盤シュートが入らなかったことが敗因となった。
プレイヤースタッツ
ロジアーとウーブレはもう少しFG%を上げたいところだ。
プラムリーとリチャーズが相手の手薄なインサイド相手にREBで活躍した。
ロジアーとウーブレがOFの中心を担っている。ウーブレはFG%を上げて、PIEを上げたいところだ。
トーマスの活躍もありデュラントのPTを抑えられたのは良かった点だ。
シューターが3人いて調子のいい選手を使い分けられるのはHCとはやりやすいかもしれない。
フロントコートが手薄なのでバックコートの選手もREBの意識を高めたいところだ。
トーマスはこの調子でOF面で活躍してデュラントと負担を軽くしたい。
シモンズの不在の影響でFBからのPTSが減っているのかもしれない。
スコア推移とプレイタイム
前半はBKNが2桁近いリードを維持していた。
後半にCHAが一気に逆転し、4Q中盤で10点近いリードとなったが、デュラントの投入でBKNが一気に逆転して勝利した。
CHAは1Qの始めと4Qの終わりにリード奪われた。クロージングラインナップをどうするかは一考の余地がありそうだ。
BKNはハンドラーとシューターは絶対的な選手がいない。今日のように調子のいい選手をクロージングラインナップで使っていくのがいいだろう。
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