【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-10-14 ネッツ@ウルブズ(プレシーズン)
NBAゲームのデータ分析をしてみよう
始めに
近年NBAはいろいろなスタッツを用いて分析することが一般的になってきました。
そこで数字から試合を分析しているこの記事を読めばよりNBAを楽しめること間違いなし!!
注目ポイント
□MIN
ついにタウンズとゴベアのツインタワーがお披露目となった。エドワーズとラッセルのバックコートコンビとどの様な化学反応を見せるのか!
□BKN
前試合のMIL戦ではOF・DFともに改善が見られた。そのいい流れをシモンズ・カイリー・デュラントのBIG3は続けることができるのか!
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■MIN
ー
■BKN
□ジョー・ハリス
□セス・カリー
□TJ・ウォーレン
□エドモンド・サムナー
チームスタッツ
BKNの勝因は下記の2点。
・3P%
・PTS TOV
BKNはシューターのハリス・カリーを欠きながらも3Pを40%と高確率で沈めた。
また、TOVはあまり変わらなかったが相手のTOVから多くのPTSにつなげた。
MINは3Pが21.2%と精彩を欠いたのが大きかった。
良い点としてツインタワーの効果か、PAで42PTSと高得点を挙げている。
プレイヤースタッツ
タウンズ・ゴベア・エドワーズ・ラッセルがそれぞれ12PTS以上とバランスのチームでいい得点と記録した。ベンチからもアンダーソンが11PTSと活躍した。
ただし、タウンズとエドワーズはFG%は約30%と精彩を欠いている点は要改善だろう。
タウンズ・ゴベア・控えビッグマンのリードがしっかりとREBを稼いでいる。
ツインタワーなのでREBはチームとして強みにしたいだろう。
ラッセルは6AST・6TOVを記録しており、TOVをもう少し減らしたいところだ。
意外にもUSG%はラッセルが一番高くOFでの負担が大きいが、PIEが8.8と貢献が少ない。
タウンズ・エドワーズもPIEが1桁と貢献度が低いのでシュート確率を上げてPIEを高くしたい。
ベンチのアンダーソンとプリンスがPIE20を超えているのは心強い点だ。
デュラントとカイリーは3Pを高確率で沈め、それぞれ20PTS、26PTSとOFをけん引した。
シャープとトーマスがベンチ出場で2桁PTSを上げている点も好印象である。
デュラントは6AST、4TOVと厳しいマークに合いながら周りを生かしたOFが出来ていた。
シモンズはファウルトラブルで短時間の出場だったが、6AST・2TOVとしっかりと数字を残した。
シャープは13REBとPTSと合わせてダブルダブルを記録している。
デュラント・カイリー・トーマスのUSG%が高くなっている。シモンズのファウルトラブルの影響でデュラントとカイリーが休んでいる時間帯にトーマスがハンドラーを務めた結果だろう。
トーマスはしっかりと点を取れていたので、TOVを減らしてPIEを高くしたいところだ。
スコア推移とプレイタイム
試合開始の数分間MINのPTSが入らず10点近いリードがついた。
そのまま点差が5点以下になることなくBKNが勝利した。
MINはタウンズとゴベアを同時に休ませるローテーションを試している。
BKNはデュラントとカイリーを同時に休ませ、セカンドユニットの時間帯はシモンズとトーマスがハンドラーを務めるラインナップにしている。
総評
BKNは現状デュラント・カイリー・シモンズ・オニール・クラクストンのスタートが濃厚なようだ。(ハリス・カリー・ウォーレンの怪我の影響もあるだろう)
また、クラクストンがシャープのどちらかがCとして常に出ていた。MINにゴベアとタウンズがいた影響もあると思うが、相手に強力なインサイドプレイヤーがいないときにスモールをするのかも楽しみである。
トーマスの使い方は気になった点である。デュラントとカイリーが休んでいる時間帯に、シモンズとハンドラーを務めるのは有効だったが、デュラント・カイリーと一緒に出るとOFの機会が少ない一方で、DFで穴になってしまう。後半のように分かりやすくトーマスをメインハンドラーにする時間帯を作るべきだろう。
シモンズと一緒にセカンドユニットの時間帯でハンドラーを務める候補にはサムナーやウォーレンもいる。2人が怪我から復帰したときにどういうローテーションやPTになるのかにも注目したい。
シモンズがファウルトラブルで出場できなくても大崩れしなかったのは好材料だった。ある程度の健康が維持できればEastの上位に食い込めるだろう。レギュラーシーズンが今から楽しみだ!
MINはタウンズとゴベアのツインタワーがついにお披露目となった。
サイズのあるBKN相手にOFでもDFでもインサイドで有利を取れたことはツインタワーが機能していたといえるだろう。スモールラインナップの相手にDFが機能するかは今後の注目点だろう。
この試合では3Pが21.2%と低調だった。ゴベアの加入で以前よりペイントのスペースがなくなったことで、3Pの成功率は重要になってくる。
今後レギュラーシーズンを通して連携を深めていくことになるが、強豪ひしめくWestでどこまで順位を上げられるのか楽しみである!
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