【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-10-03 シクサーズ@ネッツ(プレシーズン)
NBA データ分析
1. 欠場選手情報
■ネッツ
□セス・カリー
□TJ・ウォーレン
■シクサーズ
□ジェームス・ハーデン
□ジョエル・エンビード
□PJ・タッカー
2. チームスタッツ
シクサーズの勝因は下記の5点。
・フィールドゴール試投数/成功数
・3ポイント試投数/成功数
・オフェンスリバウンド
・ターンオーバー/ターンオーバーからの得点
・セカンドチャンスでの得点
シクサーズはオフェンスリバウンドとネッツのターンオーバーの多さを生かしてシュート試投数を増やし、勝利につなげた。
ネッツはフィールドゴール成功率は高かったが、ターンオーバーの多さが響いた。
3. プレイヤースタッツ
怪我から復帰のシモンズとハリスは影響を感じさせないパフォーマンスだった。
新加入のオニールもチームにフィットしているように感じた。
マキシーはハーデンとエンビードが不在の中、14分で20得点と抜群の得点力を見せた。
リード3本とハレル4本とオフェンスリバウンドで稼ぎ、ゴール下で存在感を見せた。
4. スコア推移とプレイタイム
終始シクサーズがリードする展開となった。3Q途中にネッツが逆転したが立て直し、最終的には20点以上のリードでの勝利となった。
5. 総評
ネッツは、主力の出場は前半だけに抑えた中で、様々なローテーションを試していた。
①ビッグ3(カイリー、KD、シモンズ)+シューター+センター
②ビッグ3(カイリー、KD、シモンズ)+シューター2枚
③ビッグ2(カイリー、KD)+シューター2人+センター
④シモンズ+シューター3枚+センター
特に気になったのは④のラインナップで、常にビッグ3のうち2人をコートに残すのではなくカイリーとKDは同時に休ませていた。シモンズのポストアップからのパスの選択肢がシューター3枚と多い一方で、ハンドラーがシモンズのみでオフェンスの停滞感も感じられた。ここは怪我から復帰するTJ・ウォーレンに期待したい。
また、ビッグ3の相性に関してはかなりいいと感じた。ハーフコートオフェンスでトップからボールを捌くところをシモンズが常に担うのでカイリーとKDの負担が減っていると感じた。シモンズが休んでいる時間帯にカイリーとKDがギアを上げ、オフェンスの雰囲気が変わるのもチームとしていいバランスだと感じた。
②のスモールラインナップはレギュラーシーズンではあまり使うことはないかもしれないが、プレイオフを見据えるとハーフコートではどこからでも得点が取れ、全員が速攻で走れるというかなりオフェンスの高い布陣となっていた。
まだまだターンオーバーが多く嚙み合っていない部分も見られたが、いいアピールをした渡邊選手の活躍も含めてこれからが楽しみなチームだと感じた。
シクサーズは主力で欠場だったので参考になる部分は少なかった。その中でも感じたのは、今日の活躍を見ているとマキシーがハーデンよりも厳しいマークに合うのではないかということとタッカーとハレルが加入したことでインサイドの層の厚さがトップクラスになったのではないかということだ。
[afi]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません