【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-01-31 レイカーズ@ニックス

2023-03-29チーム,ニックス,レイカーズ

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注目ポイント

□NYK
 ブランソン・ランドル・バレットの活躍は!

□LAL
 ついにレブロン・デイビスと共にスターターとなった八村はどんな活躍を見せるのか!

総評

NYK

1on1からのOF

ここ10試合でORtgでTOP10に入っておりOFが好調である。ASTの割合がリーグで一番低いことから、1on1からの得点が多いことが分かる。ブランソンとランドルがOFの中心だが1on1でポストプレイを用いてPTSを稼いでおり、PAで高確率でシュートを決めていることがOFの好調の要因だろう。

一方で3Pに関しては成功率が低かった。ここ10試合では特筆して低い訳ではないが、特徴としてASTからの3Pの割合が低い。1on1からの個人技での3Pであり、入らないときは入らないという不安定な成功率なってしまうだろう。FG全体のASTありの割合も低いという特徴もあるが、現状OFに関しては上手くいっているので問題は無いのかもしれない。

失点の要因

失点が多い要因としてDREBが取れていないことがある。ここ10試合でDREBはリーグ下位で2Cからの失点はリーグ最下位である。この試合ではOREBを取られた割には2Cからの失点は多くなかったが、相手に多くのFGAを与えてしまうことは失点が増える要因なので改善が必要だろう。

ロビンソンが欠場している中でシムズをスターターとして起用している。しかし、PTは短く控えのハーテンシュタインが試合の大部分で出場していた。シムズを育てたい意思はあるが、ハーテンシュタインの方が安定した活躍を見せており、ロビンソンも含めて誰を中心選手にするかは悩ましいところだ。

まとめ

DFが要因で中々勝率が伸びていない。DREBも含めてどう改善していくかに注目だ。

LAL

バランスのいいスターター

レブロンとデイビズの復帰でスターターの平均身長がグッと大きくなった。OFではレブロンとデイビスを中心に八村やTBJが走ることもできる。DFでは八村がランドルのようにPFの選手のマークを担当することでレブロンの負担を減らすことが出来る。

問題はCがデイビスでいいのかだろう。活躍を見せていたブライアントをCにしてTBJを控えにすれば、デイビスのDF面での負担軽減とベンチからTBJが出てくることでGが多いラインアップを避けることが出来る。必ずしもうまくいくとは限らないが、早めに試して上手くいくかを判断する価値はあるだろう。

八村がすぐにスターターとして起用されたことからハムHCはCよりウィングやGの選手を好んでいると予想できる。デイビスがまた怪我をする前にPF起用を試してみてほしいが、今後の起用方法に注目だ。

控えのGの多さ

ベバリーとリーブスが復帰するとベンチからGが4人出てくることになる。そうすると間違いなくGが3人以上並ぶ時間帯が出てきてしまうだろう。今日の試合もレブロンと八村が休んでいる時間帯に一気にリードを許してしまった。REBやDFのことを考えるとサイズはある程度維持しておきたい。

まとめ

八村がチームにいい影響を与えていることが分かる試合だった。今後も続くかには注目だ。

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スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■NYK
 □ミッチェル・ロビンソン

■LAL
 □パトリック・ベバリー
 □オースティン・リーブス

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

LALの勝因は下記の2点。
・FG%
・PTS PA/PTS FB

LALはFGAでは優位を取られたが、効率よくPTSを稼いだ。
FBからのPAでのPTSなどチームとしての形が見えた。

NYKは相手のTOVからPAでPTSを稼いだ。
3Pの不調が痛かった点だ。

プレイヤースタッツ

ブランソンとランドルはPTSは稼いだが、FG%は改善点だ。
ベンチのクイックリーとハーテンシュタインのPTが伸びており、スターターではなく調子のいい選手を長時間起用するようになったのは意外だ。

ハーテンシュタインの7OREBは素晴らしい。

ブランソンを中心にPAでPTSを伸ばせているのはいい傾向だ。

レブロンとデイビズを中心に多く選手がPTSを稼いでおり、いいバランスだろう。

レブロンのASTが増えてOFでの負担を減らせるようになるとチームとして楽になるだろう。
レブロンとデイビズのTOVは改善点だ。

レブロンはアウトサイドシュートの不調をPAでの得点でカバーした。
八村がFBから得点するのはチームとして狙っていた部分だろう。

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    スコア推移とプレイタイム

    前半はLALがスターターでリードを奪ったが、NYKでセカンドユニットでリードを奪い返した。
    後半は一進一退の攻防が続き、4Qでは決着がつかずOTに突入した。
    OTはNYKのPTSが止まり、LALが一気にリードを奪って勝利につなげた。

    NYKは主力の酷使はなくなったものの連続での出場は変わっていない。ローテーションの人数が少ないのは心配な点だ。
    LALは細かく選手を入れ替えている。怪我人が返ってきたときにPTがどうなるかが注目だ。

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