【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-06-07 ナゲッツ@ヒート

チーム,ナゲッツ,ヒート

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注目ポイント

□MIA
 バトラーとアデバヨの活躍は!
□DEN
 ヨキッチとマレーの活躍は!

総評

MIA

PAでの得点

PAでの得点を伸ばすことが出来なかったのが、得点が伸びなかった大きな要因だ。チーム全体でリム回りが8/23、その他のPAが9/23と抑えられた。特にバトラーはリム回りが2/8、その他のPAが4/8、アデバヨはリム回りが3/9、その他のPAが2/7だった。

PAを守られると外へのプレッシャーも強くなる。中で得点を増やせられれば生命線の3P%を上がってくるかもしれない。ロビンソンのPTを増やして逆に中のプレッシャーを弱くするなど、どのような対策をしてくるのか注目だ。

ゾーンDF

これまで使っていた2-2-1に加えて、この試合では1-3-1のゾーンDFを試していた。結果としては1-3-1はあまり効果的ではなく、2-2-1の方がTOVなどDENのOFを止めていた印象だ。

2-2-1ではハイポストにヨキッチを置かれ、そこからOFを展開されてしまう。ハイポストで簡単にボールを持たせないために1-3-1にしたのだと思うが、DENはヨキッチとインサイドプレイヤーをローポストに置いて簡単にPAでの得点につなげていた。

DENのハーフコートOF(ヨキッチのハンドオフ)に対して答えが見つけられず失点が増えているが、まだ新たなDFプランはあるのか注目だ。

まとめ

ホーム初戦を落としてしまいリードを許してしまった。OF・DFの課題を改善できるのか注目したい。

DEN

PAでの得点

リム回りで40PTS、その他のPAで20PTSとPAでの得点を伸ばすことに成功した。マレーはこれまで通りヨキッチのハンドオフからOFを始めていたが、3Pを警戒してかダブルチームに来ることが多く、パスしてヨキッチが簡単にPAで得点する場面が見られた。

この試合で新しく見られたのはヨキッチのマークマンに対してスクリーンをかけるOFだ。ヨキッチのマークマン以外はほぼミスマッチになってしまうのでスイッチはしたくないが、ダブルチームに行くとパスを捌かれてしまう。

ヨキッチのポストプレイより簡単に得点につなげられるので負担軽減という意味でもかなり効果的だった。サイズで有利なDENにとってほぼ止められないOFだろう。

PAのDF

逆にPAでのDFを固めることで失点を減らすことが出来た。3Pに対してのDFに不安があるのはMPJと時々オーバーヘルプをするKCPなので、2人のPTが減ると自然に相手の3Pを抑えることが出来るようにはなる。3Pを抑えることが出来れば、あとはバトラーとアデバヨのペイントアタックを止めることに注力できるといういい循環になっていた。

前戦の敗因は3P%の上振れと余計やFTを与えたことなので、そこを改善できたこの試合は失点を抑えることが出来た。3P%が多少上振れても余計やFTを与えずに失点を100PTS程度に抑えることが出来れば、OFでの優位で勝利できるだろう。

まとめ

アウェイで勝利できたのは大きい。次戦で王手をかけてホームに帰りたいところだ。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■MIA
 □タイラー・ヒーロー
 □ビクター・オラディポ
■DEN
 ー

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

DENの勝因は下記の2点。
・FG%
・PTS PA

DENは2Pを効率よく成功させて得点を伸ばした。
PA、特にリム回りで40PTS稼げたのは大きかった。
課題がTOVを減らすことだ。

MIAはFGAでの優位を生かすことが出来なかった。
PAで簡単に得点できないので、3P%が生命線となってくる。
勝つためには最低でも35%は必要だろう。

プレイヤースタッツ

バトラーとアデバヨが得点を伸ばしたもののFG%は高くなかった。
チームで3P%を効率良く決める必要がある。

アデバヨは17REBと活躍した。
TOVの少なさは素晴らしい。

TOVやFBからの得点をもっと伸ばしたいところだ。

ヨキッチとマレーが得点を伸ばした。
クリスチャンのベンチからの15PTSも大きかった。

ヨキッチとマレーは両方トリプルダブルの活躍だった。
ヨキッチはPF・マレーはTOVに気を付けたい。

ゴードンとクリスチャンのPAでの得点が大きかった。
マレーの活躍でヨキッチの負担を減らすことができた。

スコア推移とプレイタイム

1QはMIAが流れを掴みリードを広げたが、中盤でDENが追いついた。
2Qは一進一退の攻防でリードチェンジを繰り返す展開だったが、DENがリードして前半を終えた。
3Qは序盤でDENがリードを2桁に広げ、そのまま20点近くまで広げた。
4QはMIAが10点まで差を縮める場面もあったが、逆転は許さずDENがアウェイで貴重な1勝を手にした。

MIAはバトラーかアデバヨを残すようなローテーションだった。火力不足な感が否めないが、ロビンソンのPTを増やすのかなど対策に注目したい。ラブのスターターを続けるのかも注目だ。

DENはヨキッチかマレーを残すようなローテーションだった。ヨキッチとマレーのPTが増えて負担が増える中、クリスチャンの活躍は大きかった。DFに難がありシュートも不調のMPJのPTは注目だ。

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