【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-05-06 ウォリアーズ@レイカーズ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□LAL
レブロンとデイビスの活躍は!
□GSW
カリーとウィギンズの活躍は!
総評
LAL
デイビスのペイントアタック
デイビスはFTからの得点を大きく伸ばした(2戦目:1PTS、3戦目:11PTS)。GSWがドレイモンドとルーニーを並べるのをやめたことでPAをエリアを攻めやすくなったので、今後もミッドレンジではなくペイント付近まで攻め続けたい。
FTで安定して得点を伸ばせるとともに、この試合のようにドレイモンドのファウルトラブルも誘えるからだ。1人でデイビスを止められる選手はいないので、PnRやポストプレーからの1on1を継続することがLALの得点が伸びるかのカギになるだろう。
PnRへのDF
DFでの大きな変化はドレイモンドにデイビスをマークさせないことだ。ドレイモンドにG陣を付けることで、PnRからデイビスがつり出されることを避け、G同士でスイッチしてGSWの3Pを守っていた。(シューターが多い時やドレイモンドがいないときは、デイビスがCを守っていた)
このDFプランにすることで1戦目と同じように、3PとPAの両方を守ることが出来ていた。LWⅣの起用でシューターを守れる選手を増やしたこともそうだが、コーチ陣の素晴らしい修正力だろう。今後も簡単に3Pを打たせずにTOVを誘発させることが出来れば、シリーズ突破に近づくだろう。
まとめ
見事な修正でシリーズをリードした。次戦で勝利して王手をかけたいところだ。
GSW
TOVの多さ
LALのDFプランの変更で3Pを簡単に打たせえてもらえずPAでも簡単に得点できないことで、難しいパスを狙ってパスミスにつながっていた。シューターの枚数を増やすことでデイビスをつり出すことは可能なので、ハーフコートOFではペイントに侵入してキックアウトからの3Pを狙っていきたい。
また、LALのDFが整っていないトランジションからは比較的得点できていたので、サイズで劣る分チームでDREBを確保することとボールを前へプッシュする意識が必要になってきそうだ。
DFの狙い
LALのOFプランの、デイビスの1on1、レブロンのトランジション、ハンドラーの3Pをどれも止められなかった。どこを優先して守るかの判断が必要になってきそうだ。
デイビスの1on1を1人で止めるのは難しいので、ドレイモンドのファウルトラブルにつながらないようにチームで守りたい。レブロンのトランジションはTOVをしないことが一番改善の方法だろう。OFの改善に期待したい。3Pに関してはPAを固めると多少は許容しないといけない部分だと思うので落ちるのを祈るしかない。
まとめ
アウェイとはいえ王手をかけられるのは避けたいところだ。OF・DF両方でどう修正するのか注目したい。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■LAL
□モー・バンバ
■GSW
ー
チームスタッツ
LALの勝因は下記の2点。
・FG%/3P%
・PTS TOV
LALはFGや3Pを高確率で成功させた。
TOVからPAでの得点を伸ばしたのが大きかった。
GSWは3Pの不調とTOVの多さが点差につながった。
LALの変化に修正が求められる。
プレイヤースタッツ
デイビス・レブロン・ラッセルが得点を伸ばした。
シュルーダーやLWⅣのベンチからの活躍も大きかった。
ラッセルはTOVを減らしたい。
レブロンのUSG%を低くできているのは大きい。
今後もデイビスの安定したPTSが重要になってくる。
カリーが得点も伸ばしたが、FG%は低かった。
シューター陣のFG%の改善が必要だ。
REBやASTをチームで記録している。
TOVの多さとドレイモンドのファウルトラブルが改善点だ。
FBからの得点を増やしたいところだ。
スコア推移とプレイタイム
1QはLALがスタートダッシュに成功したが、終盤にGSWが逆転に成功した。
2QはGSWが2桁までリードを広げたが、得点が止まっている間にLALが逆転し2桁差をつけて前半を終えた。
3QはLALの勢いが続き、20点近くまで差を広げた。
4Qは序盤にGSWが主力を下げ早々に終戦となった。
LALはLWⅣを新しく起用し、シューターを守れる選手を増やした。前半はセカンドユニットの時間帯にリードを奪われたので改善したいところだ。
GSWはカリーかトンプソンを残すようなローテーションだった。シューターが不調だったが、次戦ローテーション面で変化があるのかは注目点だ。
[afi]
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