【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-05-01 シクサーズ@セルティックス
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□BOS
テイタムとブラウンの活躍は!
□PHI
ハーデンとマキシーの活躍は!
総評
BOS
FGA差
FG%で上回りPAで大量得点を記録したにも関わらず大きくリードを奪えなかったの間違いなくFGA差が原因だ。TOVが10個多かった影響が大きく、FGAで14本もの差が開いてしまった(BOS:75、PHI:89)。PA付近の狭いエリアでパスを通そうとしてパスミスになる場面が多かった印象なので次戦で改善したいところだ。
OF面で良かったのはペイントアタックからの得点を増やせたことだろう。エンビード不在の影響もあり、特にテイタムがドライブからレイアップまで行けたのはFG%の面で大きかった。エンビードが出場してもPnRからつり出してPAでの得点を狙っていきたいところだ。
ドロップDF
PHIのPnRに対してホーフォードやRWⅢはドロップで守っていたが、そこから3Pやフローターで多くの失点を許していた。PAで簡単に失点しないことに重きを置いていたのだと思うが、ハーデンやメルトンの3P%は計算外だっただろう。
スイッチしてC陣にハーデンやマキシーの1on1を守らせるのも厳しいので、3人目が3Pにチェックしに行き少しでも3P%を低くしたいところだ。
ホーフォードのPTが長いことを考えるとスペースを広げるためにアウトサイドシュートを撃てる選手を並べたいという意図があると思う。一方でグラントのPTが短いのは気になる点だ。次戦でPnRへの守り方とグラントのPTがどうなるか注目したい。
まとめ
ホームで2連敗しないためにエンビードが出場するかに関わらず対策を考えたいところだ。
PHI
PnRからのOF
BOSのドロップDFを狙って、ハーデンが3Pやミッドレンジ・マキシーがフローターやレイアップから得点を稼ぐことが出来た。C以外はスイッチなので狙わずにしっかりのCを呼んでじっくりとハーフコートOFを出来たのは良かった。
3Pの確率が良かったおかげで得点が伸びたが、少し上振れな気もするので次戦も同じ確率を期待するのは危ないだろう。エンビードの出場可否は分からないが、OFでエンビードに負担をかけすぎないようにハーフコートOFをしたいところだ。
ハーデンの負担
PHIはプレーオフ1回戦が早く終わったことで1週間以上休みがあった。しっかり休んだ後のハーデンは活躍することが多いが、PTが長いこともあり試合が進むごとにだんだん調子を落としていくこともある。ドックHCがPTを抑える可能性は低いので、マキシーを中心に周りの選手が負担を軽くしたい。
まとめ
エンビード無しでアウェイで勝てたのは大きい。次戦は主力のPTを抑えたいところだろう。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
最新のスタッツ(レギュラーシーズンの61~80試合目)
欠場選手情報
■BOS
ー
■PHI
□ジョエル・エンビード
チームスタッツ
PHIの勝因は下記の2点。
・3P%
・STL/PTS TOV
PHIはハーデンやメルトンなど3Pを高確率で決めて得点を伸ばした。
STLから相手のTOVを生み出し多くの得点につなげたのも大きかった。
BOSはFG%が高かったが、TOVが多くFGAが少なかったのが痛かった。
PAでの得点が次戦も継続したい。
プレイヤースタッツ
テイタムが39PTSとOFを引っ張った。
ブラウンのFGAの少なさは気になる点だ。
ブラウンやスマートのTOVは改善点だ。
特にテイタムがPAでの得点を伸ばせたのは大きかった。
ハーデンはFGを高確率で決めて45PTSと活躍した。
リードが13REBと活躍を見せた。
PFが多いので次戦で改善したい。
ハーデンのUSG%が高いので抑えたいところだ。
スコア推移とプレイタイム
1Qは一進一退の攻防でリードチェンジが繰り返された。
2QはBOSが流れを掴み一気に2桁差までリードを広げたが、PHIがなんとか差を詰めて前半を終えた。
3Qは逆転を繰り返したが、最終的に同点で終えた。
4Qも逆転を繰り返したが、残り数分でPHIが逆転し勝利につなげた。
BOSはテイタムかブラウンを残すようなローテーションだった。テイタムの後半休みなしは避けたいところだっただろう。グラントのPTの少なさが気になる点だ。
PHIはハーデンかマキシーを残すようなローテーションだった。BOS相手にはタッカーのPTが伸びそうだ。ハーデンのPTをどれだけ抑えられるかがシリーズ後半に影響してきそうだ。
[afi]
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