【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-03-25 バックス@ナゲッツ

2023-07-05チーム,ナゲッツ,バックス

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注目ポイント

□DEN
 ヨキッチとマレーの活躍は!

□MIL
 ヤニスとミドルトンの活躍は!

総評

DEN

ヨキッチとマレーのOF

DENのOFの起点はヨキッチとマレーが多い。ヨキッチはポストプレーからPAでのOFが多いが、ロペスでも太刀打ちできないほどパワーとテクニックで圧倒していた。今日の試合のように3Pが不調でもFTやPAから安定して得点できるし、ダブルチームが来ても(言うまでもなく)パスが得意なのである程度計算できる。

つまり、DENの得点が伸びるかはマレーの調子次第なところが大きい。マレーはセカンドユニットの時間帯に残るので、調子が悪いとセカンドユニットで相手に優位を取られてしまう。今シーズンの平均約20点、3P40%をプレーオフでも維持できるかが重要になりそうだ。

ヤニス対策

ヤニス対策として3Pやミドルレンジを捨ててペイントアタックを止める代わりにダブルチームに行かないことを徹底していたように感じる。FBなど守るのが無理な場面もあったが、ハーフコートOFでは簡単に得点させていなかった。ゴードンとグリーンで常にヤニスをある程度守れる選手がコートに残っているのも大きかっただろう。

ヤニスにダブルチームをしないことで周りのシューター陣をフリーにせず、タフな3Pを打たせることに成功した。フリーの3Pを落としたのもあるが、MILの3P%が低かったのは狙い通りだろう。この試合はMILのOF対策として1つのモデルになると思う。

まとめ

ファイナルで戦う可能性のある相手に大勝できたのはいい結果だった。Westで勝ち進めるかに注目だ。

MIL

ヤニス以外のOFの起点

ヤニスは高確率で31得点しているので十分な活躍だったと言えるだろう。一方で、ヤニスにダブルチームをしてこなかった影響もあり3Pは不調だった。また、ミドルトンやホリデーもOF面では十分な活躍とは言えなかった。

プレーオフで対戦相手のDFがさらに厳しくなってくる中で、どうやってヤニス以外の得点を伸ばしていくかは課題になりそうだ。

相手の3P対策

MILはヤニス・ロペス・ポーティスの内2人をコートに残しPnRをドロップで守ることで、特にPAのDFを固めている。他の選手は簡単に3Pを打たせずに効率の悪いと言われるミッドレンジに誘導することで相手の得点を抑えている。

だが、この試合ではドロップDFからマレーを中心とした3Pを止めることが出来なかった。ロペスのファウルトラブルもありヤニス1人だけにした時間帯もあったが、それでも相手の3Pを止められなかった。ドロップDFをしている以上アウトサイドシュートはある程度仕方ないが、相手の3Pが打てるエリートスコアラーをどう止めるかは課題だろう。

まとめ

OF・DFともに課題が残る試合だった。プレーオフまでに解決したいところだ。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■DEN
 ー

■MIL
 □ゴラン・ドラギッチ
 □ジェイ・クラウダー

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

DENの勝因は下記の2点。
・FG%/3P%
・PTS PA

DENはFG・3Pを高確率で成功させて得点を伸ばした。
ヨキッチを中心にPAで得点できたことも大きかった。

MILは3Pの不調が痛かった。
ヤニス以外のOFの起点が必要だろう。

プレイヤースタッツ

ヨキッチとマレーが得点を伸ばした。
ガベージタイムが無くてもPTは抑えられており、PT管理は完ぺきだ。

REBはチームでバランスよく記録しており、ASTはヨキッチとマレーが中心だった。

ヨキッチを中心に多くの選手がPAで得点できているのは素晴らしい。
ヨキッチのUSG%はもう少し下げたいところだが、プレーオフを想定すると仕方ないかもしれない。

ヤニスが31PTSを記録したが、周りの選手のPTSが伸びなかった。
特に3Pはチーム全体で低調だった。

あまりASTが増えなかったのは課題かもしれない。

ヤニスのUSG%の高さは課題なので、周りの選手の奮起に期待したい。

スコア推移とプレイタイム

1Qは一進一退の攻防が続いた。
2QにMILが2桁までリードを広げたが、DENが少し差を縮めて前半を終えた。
3Qは中盤にDENが追いつき、その勢いのままリードを2桁まで広げた。
4Qは勢いがDENのままでリードを20点近くまで広げ、5分以上を残してMILが主力を下げ決着となった。

DENはセカンドユニットはマレー+ベンチのラインナップだった。マレーとブラウンの調子でセカンドユニットの時間帯の優位が大きく決まるので、優位を取れらない程度には耐えたいところだ。

MILは細かく休ませるようなローテーションで様々なラインナップが見られた。後半ヤニスが7点に抑えられたのをどう改善していくかに注目だ。

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