【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-02-10 マーベリックス@キングス
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□SAC
フォックスとサボニスの活躍は!
□DAL
カイリーはドンチッチ不在の中チームを勝たせられるのか!
総評
SAC
サボニス中心のOF
ハイポストのサボニスにボールを入れてからのOFはかなり効果的だった。DALのCがドロップでDFしていることもあって、PnRからハンドラーが簡単にフリーを作ることでPTSを重ねていた。フォックスもハーターも3Pは不調だったが、PnRからPAで効率よくシュートを決めることでPTSを伸ばした。
セカンドユニットのDF
この試合は1Qでの差を埋めることが出来ずに負けたわけだが、1Qの大量失点の要因の1つはセカンドユニットのOFだろう。サボニス以外がベンチに下がった時間帯で一気に15PTS近くリードを広げられた。特にPTSが数分止まってしまったのが痛かった。好調のDFで殴り勝つスタイルなので、後半のようにセカンドユニットの時間帯でPTSが止まらないようにしたいところだ。
まとめ
連戦となる明日の試合でどの様な改善を見せるのかに注目だ。
DAL
ローテーション
ドンチッチが不在なことを考えるとOFの起点となれるカイリー、グリーン、ハーディー、ウッドの内2人はコート上に残したいところだ。この試合では1人だけだったのは3Q後半だけだったが、もう少し早めにウッドを起用しても良かっただろう。ドンチッチが復帰してどの様なローテーションになるかは注目だ。
CのPT
DALにはCとして起用されているのが、パウエル・ウッド・マギー・クレーバーの4人いる。クレーバーが怪我で欠場している中で、3人ともローテーションに入っているために1人当たりのPTが抑えられている。クレーバーが復帰するとどうなるのか心配な点である。
特に前半約7分で13PTSと好調だったウッドは後半5分程度しか起用されず無得点に終わった。前半不調だった選手を後半使わないということはあるが逆は珍しい。このまま4人をCとしてローテーションさせるのは厳しいので、ウッドは4番として起用するのもありだと思う。しかし、HCがそのような起用法を好んでいないようなので簡単には変わらないだろう。
まとめ
試合に勝利したものの大量リードを溶かす危ない試合内容だった。ドンチッチの復帰でどう変わるのかに注目だ。
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スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■SAC
ー
■DAL
□ルカ・ドンチッチ
□マキシ・クレーバー
□デイビス・ベルターンス
チームスタッツ
DALの勝因は下記の2点。
・3P%
・FT%
DALは特に1Qに3Pを高確率で成功させて一気にリードを作った。
終盤ファウルゲームとなったが、FTをしっかりと成功させてなんとか逃げ切った。
SACはPAを攻めて高確率でFGを成功させた。
FTから多くのPTSを稼ぎ追い上げたが、1Qのリードを詰めることはできなかった。
プレイヤースタッツ
フォックスの33PTSを筆頭に4人が15PTS以上とバランスの良さを見せた。
サボニスは11REB・7ASTとオールラウンドな活躍を見せたがPFの多さが課題だ。
特にイリーガルスクリーンでのOFファウルに気を付けたい。
USG%のバランスも良く、OFの好調さが見て取れる。
2桁PTSが7人とチームOFが出来ていたといえるだろう。
ウッドのPTを増やしてグリーンとブロックのPTを減らせればなお良しだ。
カイリーが10ASTと周りを生かすOFが出来た。
チームでTOVを減らせたのもいい傾向だ。
FBからのPTSが減ってしまったが、TOVやPAで得点出来たのは良かった。
ドンチッチ不在でも、カイリーのUSG%が低いのもいい点だ。
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スコア推移とプレイタイム
DALが1Qの終盤に一気に20PTS近いリードを作った。
SACは4Qにリードを詰めるが追いつくことはできず、そのままDALが勝利した。
SACは時々PTSが止まる点を改善したい。
SACはサボニスかフォックスをコート上に残すローテーションにしている。ベンチからモンクやミッチェルが出てくるのはOF面では心強い。サボニスがファウルトラブルに陥ると一気にきつくなりそうだ。
DALはカイリーが休む時間帯はグリーンやハーディーをコートに残していた。パウエルがファウルトラブルにならなかった場合、CのPTがどうなっていたのかも気になる点だ。
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