【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-10-20 クリッパーズ@レイカーズ
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注目ポイント
□LAL
OFの改善は見られるのか!
□LAC
チームの完成度はどうなっているか!
総評
LAL
3rdスコアラー
LALは2桁リードをつけられた状態から逆転するという展開を2度も見せた。結果的に負けたが予想以上の接戦だったことでファンは頼もしさを感じただろう。原動力となったのはウォーカーだろう。チームトップの26PTSを記録し、レブロンとADの負担軽減に貢献した。求めていた第3の得点源が現れたことでチームとしても心強いだろう。
ウェストブルック
問題となるのはウェストブルックだ。昨年に比べてOFでもDFでも集中力が高くマイナス面は減ったと思う。しかし、間違いなく47mのサラリーに見合った活躍ではない。この試合もFGが0/11という残念な結果に終わった。シーズン前にウェストブルックがトレードされなかった理由はチームとして今年勝ちにいくかを見極める時間が欲しかったのだと思う。今日の結果で多少戦える可能性が見えたことでウェストブルックのトレードの可能性は上がったかもしれない。
G過多のロスター
もう1つの問題のGが多いという状況に対してだが、チームは下手にADを4番にしてOFもDFも中途半端になるくらいならスモールにして走るバスケにしようと考えているようだ。レブロンやADのインサイドでの負担は大きくなるが、ウォーカーという得点源の存在も後押しになったのだろう。サイズのあるウィングでDFもしくは3Pの安定した選手が加わればプレイオフも目指せるかもしれない。
LAC
チームの連携
LACとしては少し不安な開幕戦となった。チームで21TOVを記録し、2桁リードを2回も追いつかれながらなんとか勝利するという結果だったからだ。ジョージとレナード抜きでもプレイオフを狙えるほど選手層は厚いが、各選手のPTが短くなることやコントロールできるPGの不在などが影響したのだろうか。1戦終わっただけで不安になるのは早すぎるので今後の変化に注目したい。
DFできるG
少し気になったのはGへのDFだ。ジョージやとレナードはリーグでも有数の2wayプレイヤーなのでウィングへのDFは問題ないだろうし、ズバッツやスモールではバトゥームがいるのでインサイドもある程度安心感はある。一方で、G陣はOFが得意な選手が多くほかのポジションに比べるとDFは劣るのかもしれない。チームでのサイズも大きくカバーはできるだろうが、弱点の1つにはなるかもしれない。
期待できるロスター
不安な点ばかり上げたがどこからでも得点が取れるという点や選手層の厚さで相手に合わせてラインナップを変えられる点、HCは対応力があるという点などの強みは健在だった。レナードもシーズンが進むにつれてPTが増えてくるだろう。悲願の優勝に向けてどの様なシーズンを送るのか楽しみである。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■LAL
□トーマス・ブライアント
□デニス・シュルーダー
□トロイ・ブラウンJr
■LAC
ー
チームスタッツ
LACの勝因は下記の2点。
・FG%
・REB
LACはTOVが多くFGAは少なかったが、FG%の高さで勝利した。
また、サイズの小さいLAL相手にしっかりとREBを稼ぎPTSにつなげた。
LALは3P%の低さが響いた。
一方で、TOVを減らしてFG%の低さをFGAを増やすことでカバーできたのは良かった点だろう。
プレイヤースタッツ
ウォーカーがチーム最多の26PTSでOFをけん引した。
ベバリー・ウェストブルック・ナン辺りのPTSが増えてほしいところだ。
レブロンは10REB・6ASTとオールラウンドな活躍を見せた。
ウェストブルックは5STLとDFで活躍を見せた。
ウォーカーのUSG%が高く、レブロンとADのOFでの負担を軽減できているのはいい点だ。
ベバリー・ウェストブルックはFG%をもう少し上げたい。
20PTS以上を記録した選手がいなくどこからでも点が取れることが分かる。
プレイオフを見据えてPTをどうしていくのかには注目だ。
ズバッツは6OREB・5BLKとインサイドで無双した。
TOVを減らしていきたいところだ。
USG%のバランスがいいことが分かる。
ジャクソンやパウエルはもう少しPIEを上げたい。
スコア推移とプレイタイム
LALの得点が止まっている間にLACがリードを広げるが、LALも2桁リードを2度追いつく展開となった。
最後のLALの得点が止まりLACの勝利となった。
LALはセカンドユニットの時間帯に点数が止まる傾向があるだろうか。ローテーションを工夫して改善したいところだ。
LACはレナードのPT制限もあって変則的なローテーションになっただろうか。レギュラーシーズンを通してローテーションを探っていくことになるだろう。
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