【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-02-24 キングス@クリッパーズ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□LAC
ウェストブルック加入で変化は!
レナードとジョージの活躍は!
□SAC
フォックスとサボニスの活躍は!
総評
LAC
ウェストブルック
LACでのデビュー戦となったウェストブルックは早速スターターで起用された。スタッツとしては特に17PTS・14ASTと上々の活躍を見せた。PGとしてOFの起点となりながら要所ではペイントアタックから自身もPTSを重ねていた。
一方でTOVとDFは課題が残った。決定的なパスミスから相手にFBを許したり、イリーガルスクリーンを取られてOFチャンスを失うことがあった。DF面はスタッツには残らないが、マークマンに簡単にドライブで抜かれたり、マークマンを見失ってフリーにする場面もあった。
個人的には今日の活躍はプラス面は上振れ、マイナス面はいつも通りでトータルでプラスになったのかなと思う。プラスもマイナスも大きいウェストブルックとプラスとマイナスがそこまで大きくないマンのどちらを優先していくのか今後に注目だ。
G過多
ウェストブルックの加入でトレードで獲得したハイランドがローテーション外になってしまった。Gが多くなってしまったので仕方ないが、PTを求めて移籍してきたハイランドにとっては厳しい状況になってしまった。今後フロントコートのPT争いがどうなるのかは注目だ。
まとめ
ウェストブルックの活躍が今後も続くのかには注目だ。
SAC
フォックスとモンクの破壊力
フォックスとモンクのどちらかがコートに常にいるのがSACの好調のOFの要因だろう。元々OFの起点となっているのがサボニスだったのでOFのキーマンはサボニスだと思っていた。しかし、サボニスがファウルアウトしたにも関わらず勝利できたのは2人のおかげだろう。
逆に言うと2人以外は個人での打開力が不足している。プレーオフで勝ち進むために2人の健康が重要になってくるだろう。
サボニスのファウルトラブル
FG%の高さやメトゥの活躍でサボニスがファウルトラブルに陥ってもなんとかなったが、サボニスのファウル問題は今後も課題となりそうだ。今シーズンはイリーガルスクリーンが厳しくなっているので、プレーオフまでには笛の基準になれる必要があるだろう。
まとめ
フォックスとモンクの活躍で上位対決を制することが出来た。この調子でプレーオフに進出したいところだ。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■LAC
□イビカ・ズバッツ
■SAC
ー
チームスタッツ
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/6dfe4a4c75240c71872c38c1a7ccce8f.png)
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area
SACの勝因は下記の2点。
・PTS TOV / PTS FB
・PTS PA
SACは多くのSTLからFBでの得点につなげた。
また、PAでは88PTSと総得点の半分を稼いだ。
LACはFG%や3P%では上回った。
TOVの多さが改善点だ。
プレイヤースタッツ
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/376276da53e6cb64cfd729437e5f095b.png)
レナード・ジョージ・パウエルが順当にPTSを稼いだ。
スバッツが復帰してPTがどうなるかが注目だ。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/1f05138641aca42aa7d598e2a65e0eaf.png)
ウェストブルックは14ASTと活躍を見せたが、7TOVとPFが課題だ。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/a191909519f51231623f2999eb565f69.png)
PAでPTSが稼げるウェストブルックは貴重な存在だ。
USG%のバランスの良さが素晴らしい。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/288fd61a1d4f5f6ab0a2bcb199b7fe46.png)
フォックスとモンクが40PTSとOFをけん引した。
フォックスのFT%は改善点だ。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/52f1910f6f64d545fcf4eb5eb9dc61b4.png)
フォックスが12ASTと活躍を見せた。
サボニスはTOVとPFが改善点だ。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/f90ab0922e5e4e289cf170bf8f31cd0c.png)
マレー・サボニス・フォックス・モンクとPAを攻められるのがOFの好調の要因だろう。
USG%も偏っておらずいいバランスだ。
スコア推移とプレイタイム
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/25bd8caf08e21d8d719d24ffc010add1-1024x614.png)
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/a4e003ac5efabee453b92c21dc5abdc6-1024x614.png)
前半はリードを奪って奪われてのシーソーゲームだった。
後半はLACが常にリードを奪っており一気に2桁離す時間もあったが、守り切れずOT突入となった。
OTでもLACが優位に立っていたが、SACが2OTでリードを奪って勝利をつかみ取った。
![](https://nba-analytics.net/wp-content/uploads/2023/02/d123ddba1ff2aa739279e55235dbed3c-878x1024.png)
LACはGの多さとズバッツの不在でGが多いローテーションとなった。4QはベンチからパウエルとバトゥームがPTを勝ち取った。
SACはフォックス・モンク・ミッチェルの内2人を残すようなローテーションだった。ハーターのPTが少なくなってモンクが終盤のPTを勝ち取った。
[afi]
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