【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】ネッツのプレーオフのスタッツ分析
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
プレーオフは1回戦をPHIと戦い、0-4で1回戦敗退となった。
スタッツから要因を分析していこう!
レギュラーシーズンスタッツ(61~80試合目)
スタッツの用語について
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
対戦結果
- 日時:2023/4/15 BKN@PHI スコア:101-121 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/17 BKN@PHI スコア:*84-*96 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/20 BKNvsPHI スコア:*97-102 勝敗:Lose
- 日時:2023/4/22 BKNvsPHI スコア:*88-*96 勝敗:Lose
スタッツ詳細
プレーオフ出場は16チームなので、おおよその目安は下記の通り。
- 上位クラス:1~5位
- 平均クラス:6~11位
- 下位クラス:12~16位
Rtg
- ORtg:102.5(15位)
- DRtg:114.4(10位)
- NETRtg:-11.9(16位)
OFは下位クラス、DFは平均だった。NETRtgは最下位となっている。
それぞれの要因を確認していこう。
OF面
OFの特徴を見てみよう!
□OF全般
- PTS:92.5(16位)
- ORtg:102.5(15位)
PTS・ORtgともには下位クラスだった。
□OF効率
- FGM:34.0(16位)
- FG%:44.4(13位)
- 3PM:11.3(11位)
- 3P%:33.4(10位)
- FTM:13.3(14位)
- FT%:71.6(16位)
- eFG%:51.7(12位)
- TS%:54.6(12位)
FGMが最下位だった。FG%や3P%も低めになっている。
TS%も下位クラスで効率的に得点できているとは言えない。
□OF回数
- FGA:77.3(16位)
- 3PA:34.5(8位)
- FTA:18.3(13位)
- OREB:5.8(16位)
- TOV:11.5(3位)
- PACE:90.5(15位)
- POSS:90.3(16位)
PACEはかなり遅めで、TOVが少ないがOREBが少ないので、FGAは最下位クラスになっている。
その中でも、3PAは平均程度となっている。
□2Pと3P
- PTS TOV:16.8(8位)
- PTS 2C:5.5(16位)
- PTS FB:11.8(11位)
- PTS PA:35.5(16位)
- PTS 2P%:49.0(13位)
- PTS 3P%:36.7(5位)
- AST:22.3(11位)
- AST 2P%:58.5(2位)
- AST 3P%:79.2(8位)
2Cからの得点とPAからの得点は最下位だった。
得点は3Pの割合が多い。
ASTからの得点は平均だが、ASTありの2Pは確率がかなり高い。
総括するとOFの特徴は以下の通り。
- 最下位のPACE
- TOVはかなり少ない
- FG%・3P%は平均以下
- PAでの得点がかなり少ない
- 3Pでの得点が多い
- ASTありの2Pの確率が高い
ORtgの改善には、PACEを少し上げること、PAでの得点を増やすことが必要だ。
DF面
DFの特徴を見てみよう!
□FG%
- opp FGM:38.5(6位)
- opp FGA:85.5(5位)
- opp FG%:45.2(6位)
- opp 3PM:13.5(11位)
- opp 3PA:33.3(6位)
- opp 3P%:39.9(13位)
FG%全体は試投数も確率も抑えている。
一方、3Pは試投数は抑えているが、確率が高いので多く決められている。
□DREB
- DREB:29.3(14位)
- DREB%:63.2(15位)
- opp OREB:13.3(14位)
- opp OREB%:36.8(15位)
- opp PTS 2C:20.0(16位)
DREBは本数も割合も最下位下位クラスだった。
その影響で2Cからの失点がかなり多い。
□PFとFT
- PF:15.5(1位)
- opp FTM:13.3(2位)
- opp FTA:15.3(1位)
- opp FT%:86.1(16位)
PF・FTからの失点はかなり少ない。
□2Pと3P
- opp PTS TOV:17.5(12位)
- opp PTS FB:9.8(1位)
- opp PTS PA:45.0(4位)
- opp PTS 2P%:49.0(3位)
- opp PTS 3P%:38.2(14位)
- opp AST:21.8(3位)
- opp AST 2P%:48.3(6位)
- opp AST 3P%:74.8(4位)
FB・PAでの失点はかなり少ない。3Pからの失点が少ない。ASTありの失点は少ない。
DFの改善のためには、DREBとopp 3Pの改善が必要だ。
主要スタッツの成績と順位一覧
※ ()内はプレーオフ1回戦での順位
※opp ○○は対戦相手のスタッツ(例:opp FG%は対戦相手のFG%=被FG%)
・プレーオフ平均
- PTS:92.5(16位)
- FGM:34.0(16位)
- FGA:77.3(16位)
- FG%:44.4(13位)
- 3PM:11.3(11位)
- 3PA:34.5(8位)
- 3P%:33.4(10位)
- FTM:13.3(14位)
- FTA:18.3(13位)
- FT%:71.6(16位)
- OREB:5.8(16位)
- DREB:29.3(14位)
- REB:35.0(16位)
- AST:22.3(11位)
- STL:5.3(16位)
- BLK:3.8(12位)
- TOV:11.5(3位)
- PF:15.5(1位)
- PLUS MINUS:-11.3(16位)
- PTS TOV:16.8(8位)
- PTS 2C:5.5(16位)
- PTS FB:11.8(11位)
- PTS PA:35.5(16位)
- ORtg:102.5(15位)
- DRtg:114.4(10位)
- NETRtg:-11.9(16位)
- OREB%:17.7(16位)
- DREB%:63.2(15位)
- eFG%:51.7(12位)
- TS%:54.6(12位)
- PACE:90.5(15位)
- POSS:90.3(16位)
- PIE:44.8(14位)
- PTS 2P%:49.0(13位)
- PTS 3P%:36.7(5位)
- AST 2P%:58.5(2位)
- AST 3P%:79.2(8位)
- opp PTS:103.8(4位)
- opp FGM:38.5(6位)
- opp FGA:85.5(5位)
- opp FG%:45.2(6位)
- opp 3PM:13.5(11位)
- opp 3PA:33.3(6位)
- opp 3P%:39.9(13位)
- opp FTM:13.3(2位)
- opp FTA:15.3(1位)
- opp FT%:86.1(16位)
- opp OREB:13.3(14位)
- opp DREB:35.3(14位)
- opp REB:48.5(15位)
- opp AST:21.8(3位)
- opp STL:8.5(12位)
- opp BLK:4.0(6位)
- opp TOV:12.3(13位)
- opp PF:18.8(11位)
- opp PTS TOV:17.5(12位)
- opp PTS 2C:20.0(16位)
- opp PTS FB:9.8(1位)
- opp PTS PA:45.0(4位)
- opp ORtg:114.4(10位)
- opp DRtg:102.5(15位)
- opp NETRtg:11.9(16位)
- opp OREB%:36.8(15位)
- opp DREB%:82.4(16位)
- opp eFG%:53.0(9位)
- opp TS%:56.3(8位)
- opp PACE:90.5(1位)
- opp POSS:90.8(2位)
- opp PIE:55.3(14位)
- opp PTS 2P%:49.0(3位)
- opp PTS 3P%:38.2(14位)
- opp AST 2P%:48.3(6位)
- opp AST 3P%:74.8(4位)
総評
OF面では、PACEを少し上げること、PAでの得点を増やすことが必要だ。
DF面では、DREBとopp 3Pの改善が必要だ。
BKNは今後数年の自前の指名権をHOUに出しているので、再建のためのタンクの意味がない。
オフシーズンの注目点は以下などがある。
- キャメロン・ジョンソンとの契約
- シモンズを動かすか
- OF改善のためにスター選手を獲得するか
- タックスを回避するか、タックス覚悟で優勝を目指すのか
[afi]
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