【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-05-17 ヒート@セルティックス
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注目ポイント
□BOS
テイタムとブラウンの活躍は!
□MIA
バトラーとアデバヨの活躍は!
総評
BOS
PTS PAとTOV
OF面で良かったのはPAで得点を伸ばせたことだ。サイズの大きくないMIA相手にペイントを攻めることで、アウトサイドシュートに頼らず得点を伸ばせることが出来るのは心強い。テイタム・ブラウン・ブログトンはハーフコートでもトランジションでもPAで得点できているのは理想的だ。
逆に課題はTOVの多さだろう。スタッツ上はMIAが12STLとなっているが、試合の印象ではBOS側の自滅でのパスミスが多いと感じた。走る選手の多いMIA相手にはTOVは失点に直結するので、飛んでパスするギャンブルのようなプレーは減らしたい。
MIAのOFへの適応
DF面では、MIAのOFに適応できていないように感じた。MIAはバトラーやアデバヨがミッドレンジで1on1をする、または引き付けて外へパスを出す、ほかの選手は動き回ってどこからでも1on1を仕掛けてくる、3Pが多いといった特徴がある。
特にバトラーとアデバヨ以外の選手の動きについていけずフリーを作って3Pを決められていた。コーナーに待機するだけの選手もいないしPAを固める必要も少ないので、ホーフォードとRWⅢを並べる必要は無さそうだ。ホーフォードは特に動きについていけていなかったので、グラントの方が良さそうだが次戦でPTの変更はあるだろうか。
まとめ
次戦は絶対に落とせない一戦となる。MIAに対応して特にDFを改善できるだろうか。
MIA
ミッドレンジと3P
OFはバトラー・アデバヨのPA付近での得点と2人が引き付けてからの他の選手の3Pと、どちらも上手くいき得点を伸ばした。トランジション以外でPA内の得点を伸ばしにくいので3P%は生命線になってくるだろう。低くても40%程度ないとBOSの得点を上回るのは厳しいかもしれない。
次戦ではBOSは3Pを止めるために外への圧力を高めてくるだろう。バトラーへのプレッシャーも高まるので、アデバヨの得点とトランジションの得点は重要になってきそうだ。
PAでの失点
積極的にペイントアタックしてくるBOSに対してPAでの失点を減らすのは難しい状況である。トランジションでもハーフコートでも、サイズ面の問題もありリムプロテクトはできていない。中を攻められると外も空いてしまうので、中はある程度許容して外を出来るだけ抑えるというプランになりそうだ。
一番失点を減らすのに効果的なのはTOVを減らすことだろう。トランジションに持ち込まれると、G陣だけではBOSのOFに対抗するのは難しい。無理してペイントアタックを仕掛けずに苦しくてもシュートで終わりたいところだ。
まとめ
アウェイで勝利できたのは大きい。次戦はどれだけ失点を減らせるのかを試すいい機会になるだろう。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■BOS
ー
■MIA
□タイラー・ヒーロー
□ビクター・オラディポ
チームスタッツ
MIAの勝因は下記の2点。
・FG%/3P%
・STL
MIAはシュートを高確率で成功させて得点を伸ばした。
STLから相手のFGAを減らせたのも大きい。
BOSはFG%が高く得点を伸ばした。
TOVからの失点を減らしたいところだ。
プレイヤースタッツ
2桁得点が6人とバランスの良さを見せた。
テイタムとブラウンのTOVが大きな課題だ。
TOVやFBからPAでの得点を稼げたのは大きい。
USG%は偏っておらず素晴らしい。
2桁得点が6人とバランスの良さを見せた。
3P%の高さは素晴らしかった。
チームでバランス良くスタッツを記録している。
TOVからの得点を多くの選手が記録した。
スコア推移とプレイタイム
1Qは一進一退の攻防が続いた。
2QはBOSが中盤に一気にリードを広げ、2桁近いリードで前半を終えた。
3Qは早々にMIAが追いつき、そのままリードを2桁まで広げた。
4QはBOSがリード縮める時間もあったが、逆転は許さずMIAが勝利を掴んだ。
BOSはテイタムかブラウンを残すようなローテーションだった。プリチャードの起用と2BIGをほとんどしなかったのがPHI戦からの変化だろうか。グラントの起用はあるのか注目したい。
PHIはバトラーかアデバヨを残すようなローテーションだった。ローテーションが大きく変わることは無さそうだが、後半休みなしのバトラーの負担を減らしたいところだ。
[afi]
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