【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-05-07 セルティックス@シクサーズ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□PHI
エンビードとハーデンの活躍は!
□BOS
テイタムとブラウンの活躍は!
総評
PHI
ハーデンの得点
ハーデンはPAでも3Pでも得点を伸ばし、最終的に42PTSと高得点を記録した。前の試合では、ブラウンにマークされたことでアウトサイドシュートに苦しみ、PAではコーナーからのヘルプで苦しんだ結果得点が伸びなかった。
この試合では前半はブラウンがファウルトラブルになったことでシュートを高確率で決めることが出来た。後半はグラントのPTが短くCがエンビードをマークしたことでヘルプが来なかったので、ブラウンのマークをはがせたときは高確率で決めていた。
今後もハーデンの得点がチームの得点が伸びるかに直結すると予想されるので、この試合の活躍を続けられるかに注目だ。
トランジションDF
ハーフコートDFに関してはBOSのハンドラーの多さもあり、これ以上改善できそうなところは見当たらない。正直なところ3Pが落ちるのも祈るくらいしかなさそうだ。
一方で、FBからの失点が22PTSとトランジションDFに関しては改善の余地がありそうだ。OFでスペースを作るためにコーナーに人が多いことが相手にFBを許している原因だと思うので、OREBに絡んでボールプッシュを遅らせるなど対策をしたいところだ。
まとめ
アウトサイドシュートの上振れなしで勝つためにDFの改善を図りたいところだ。
BOS
ブラウンのFGAの少なさ
ブラウンのOTでのFGAは0本だった。2Pが7/8と好調だったにも関わらず、1Q以外はFGAが少なかった。OFオプションの多さがBOSの強みであり、優勝のためにテイタムとブラウンの負担は減らして戦っていきたいことは分かる。
しかし、テイタムのOFでの任せられ方を見ると、ブラウンのOFでの信頼度が低いようにも感じた。将来のことを考えるとより安定感のあるブラウンにOFを任せる場面があってもいいだろう。
ローテーションの変化
グラントのPTが短くなった要因は何だったのだろうか(3戦目:23分、4戦目:12分)。グラントがエンビードをマークしてホーフォードやRWⅢがPAにヘルプに行くDFは3戦目で機能していたように感じた。
考えられるのは、グラントが出場していた前半のセカンドユニットの時間帯に大きくリードを許したこと、前半だけでPAでの失点が28PTSと多かったことだろうか。
結果的にグラントのPTが短かった後半で同点に追いついたので、次戦以降のローテーションの変化に注目したい。
まとめ
絶対に落とせない次戦のホーム戦でどう改善するのかに注目だ。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
最新のスタッツ(レギュラーシーズンの61~80試合目)
欠場選手情報
■PHI
ー
■BOS
ー
チームスタッツ
PHIの勝因は下記の2点。
・FG%
・PTS PA
PHIは前戦からFG%を改善して得点を伸ばした。
また、PAでの得点を増やせたのも大きかった。
BOSはFBから得点を伸ばした。
次戦はハーデンの得点を抑えたい。
プレイヤースタッツ
ハーデンが42PTSと得点を伸ばした。
エンビードはREB、ハーデンはASTで貢献した。
ハーデンはPAで得点を伸ばせたのが大きかった。
チームでバランス良く得点を伸ばした。
テイタムは18REBと活躍した。
PAでの得点がテイタムとブラウンの得点が伸びた要因だろう。
ブログドンのFBからの10PTSは素晴らしい。
スコア推移とプレイタイム
1QはPHIがセカンドユニットの時間帯に大きくリードを広げた。
2QはPHIが勢いそのままに2桁差までリードを広げた。
3QはBOSが差を縮める時間帯もあったが2桁近い差のままで終えた。
4QはBOSが一気に逆転にリードを奪ったが、PHIも返し同点でOTに突入となった。
OTは一進一退の攻防が続いたが、ハーデンの決勝3PでPHIが勝利を掴んだ。
PHIはハーデンかマキシーを残すようなローテーションだった。マクダニエルズのPTが0になったことでより主力のPTが増えた。
BOSはテイタムかブラウンを残すようなローテーションだった。グラントのPTが減ったが、次戦ではどうなるだろうか。
[afi]
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