【NBAデータ分析//NBA Data Analitics】NBA全チームスタッツ分析(61~80試合まで)
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
61~80試合目のスタッツ分析を行う。
RSの残りの数試合は主力を休ませるチームが多いので、だいたいトレード後の61~80試合目までがプレーオフに向けて一番参考になるスタッツになると思われる。
(61~70試合目までのスタッツとどの様に変化したのかも参考にしてほしい)
61~80試合での戦績
この20試合の勝率が特に高かったチームは以下の通り。
- 15勝5敗:MIL
- 14勝6敗:NYK
- 13勝7敗:LAL、MEM、PHI、PHX、SAC
- 12勝8敗:BOS、CLE、GSW
EastではMILを筆頭に上位チームが高い勝率を残した。
主力の怪我に気を付けてプレーオフに迎えたいところだ。
WestではDENが10勝10敗と勝率が伸びなかったのは気になる点だ。
他のMEM、PHX、SACなどの上位陣は好調だったのでプレーオフに向けて怪我に気を付けたい。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
スタッツグラフ
ORtg VS DRtg
ORtg:100POSS当たりのPTSなので高いほど良い。
DRtg:100POSS当たりの失点のため低いほど良い。
勝率の高いチーム
- BOS:DRtgが高い
- SAC:ORtgが高い
- PHI:ORtgが高い
勝率の低いチーム
- SAS:ORtgとDRtgのどちらも低い
- DET:ORtgとDRtgのどちらも低い
- POR:ORtgとDRtgのどちらも低い
PACE VS TS%
PACE:48分当たりのPOSSなので多いほどOFの回数が多い。
TS%:OF1回当たりの得点期待値なので高いほど得点効率がが高い。
「PACE=OFの回数」と「TS%=OFの効率」を分析することでOFの傾向が分かる。
勝率の高いチーム
- PHI:PACEは低いが、TS%が高い
- PHI:PACEが高く、TS%も高い
勝率の低いチーム
- UTA:PACEは高いがTS%が低い
- DET:PACEは平均だがTS%が低い
- SAS:PACEは高いがTS%が低い
FG% VS 3P%
FG%:FG全体の確率で高いほど良い。
3P%:3Pのみの確率で高いほど良い。
勝率の高いチーム
- PHI:FG%も3P%も高い
- MIL:FG%も3P%も高い
勝率の低いチーム
- DET:FG%も3P%も低い
- POR:FG%も3P%も低い
- DAL:3P%が高い
DREB% VS opp OREB%
DREB% (ディフェンスリバウンド率):相手のPOSSを減らせるので高いほどいい。
opp OREB% (相手のオフェンスリバウンド率):相手のPOSSを減らせるので低いほどいい。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。
勝率の高いチーム
- NYK:DREB%が高い
- CLE:DREB%が低い
勝率の低いチーム
- IND:DREB%が低い
OREB% VS opp DREB%
OREB% (オフェンスリバウンド率):POSSを増やせるので高いほどいい。
opp DREB% (相手のディフェンスリバウンド率):POSSを増やせるので低いほどいい。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。
勝率の高いチーム
- 特になし
勝率の低いチーム
- HOU:OREB%が高い
- DAL:OREB%が高い
AST VS TOV
AST (アシスト):少ないチームは1on1からの得点が多いと想像できる。
TOV (ターンオーバー):OFの回数が増えるため少ないほど良い。
勝率の高いチーム
- CLE:AST/TOVが2を超えている(TOVが少ない)
- MIL:AST/TOVが2を超えている(ASTが多く、TOVは平均)
- GSW:AST/TOVが2を超えている(ASTが多く、TOVも多い)
勝率の低いチーム
- HOU:ASTとTOVが両方低い
- DET:ASTとTOVが両方低い
- POR:ASTとTOVが両方低い
PTS 2P% VS PTS 3P%
PTS 2P%:PTSの内、2Pの割合。
PTS 3P%:PTSの内、3Pの割合。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。
勝率の高いチーム
- BOS:PTS 3P%が高い
- GSW:PTS 3P%が高い
勝率の低いチーム
- HOU:PTS 2P%が高い
- DAL:PTS 3P%が高い
AST 2P% VS AST 3P%
AST 2P%:2PMの内、ASTからの2PMの割合。
AST 3P%:3PMの内、ASTからの3PMの割合。
勝率の高いチーム
- CLE:AST 2P%は平均で、AST 3P%は高い
- NYK:AST 2P%が低く、AST 3P%は平均
- GSW:AST 2P%が高い、AST 3P%は平均以下
勝率の低いチーム
- UTA:AST 2%が平均で、AST 3P%が高い
- HOU:AST 2P%もAST 3P%も低い
- DAL:AST 2P%もAST 3P%も低い
DREB VS PTS FB
DREB (ディフェンスリバウンド数):POSSが増えるので多いほどいい。
PTS FB (ファストブレイクからの得点):確率の高いシュートになりやすいので多いほどいい。
勝率の高いチーム
- MIL:DREBは多いが、PTS FBは平均
- MEM:DREBが平均だが、PTS FBが多い
- CLE:DREBは少ないが、PTS FBは平均
- PHX:DREBは平均だが、PTS FBは少ない
勝率の低いチーム
- UTA:DREBは多いが、PTS FBは平均
OREB VS PTS 2C
OREB (オフェンスリバウンド数):POSSが増えるので多いほどいい。
PTS 2C (セカンドチャンスからの得点):確率の高いシュートになりやすいので多いほどいい。
勝率の高いチーム
- GSW:OREBが多くPTS 2Cも多い
勝率の低いチーム
- HOU:OREBが多くPTS 2Cも多い
- DAL:OREBが少なくPTS 2Cも少ない
opp FG% VS opp 3P%
opp FG%:対戦相手のFG%なので低いほどいい。
opp 3P%:対戦相手の3P%なので低いほどいい。
勝率の高いチーム
- BOS:opp FG%もopp 3P%も低い
勝率の低いチーム
- WAS:opp 3P%もopp FG%も高い
- POR:opp 3P%もopp FG%も高い
opp PTS 2P% VS opp PTS 3P%
opp PTS 2P%:相手のPTSの内、2Pの割合。
opp PTS 3P%:相手のPTSの内、3Pの割合。
※2つのスタッツは、性質上片方が増えると片方が減るという反比例の関係にある。
勝率の高いチーム
- 特になし
勝率の低いチーム
- SAS:opp PTS 2P%が高く、opp PTS 3P%が低い
- IND:opp PTS 2P%が高く、opp PTS 3P%が低い
- DAL:opp PTS 2P%が高く、opp PTS 3P%が低い
opp AST 2P% VS opp AST 3P%
opp AST 2P%:相手の2PMの内、ASTからの2PMの割合。
opp AST 3P%:相手の3PMの内、ASTからの3PMの割合。
勝率の高いチーム
- MIL:opp AST 2P%は平均だが、opp AST 3P%は低い
- BOS:opp AST 2P%もopp AST 3P%も低い
- SAC:opp AST 2P%は平均だが、opp AST 3P%は高い
- PHX:opp AST 2P%は低いが、opp AST 3P%は平均
勝率の低いチーム
- IND:opp AST 2P%もopp AST 3P%も低い
- DAL:opp AST 2P%は平均だが、opp AST 3P%は高い
opp OREB VS opp PTS 2C
opp OREB (オフェンスリバウンド数):相手のPOSSが増えるので少ないほどいい。
opp PTS 2C (セカンドチャンスからの得点):確率の高いシュートになりやすいので少ないほどいい。
勝率の高いチーム
- NYK:opp OREBが少なく、opp PTS 2Cが少ない
- PHI:opp OREBが少なく、opp PTS 2Cが少ない
勝率の低いチーム
- IND:opp OREBが多く、opp PTS 2Cも多い
- DAL:opp OREBが多く、opp PTS 2Cも多い
総評
上記のデータからそれぞれのチームの強み弱みがある程度理解できたと思う。
1~80試合目と比較してスタッツの傾向が違うところもあるのが分かった。
ぜひプレーオフの予想に役立ててほしい。
[afi]
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