【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】セルティックスのスタッツ分析(1~40試合目まで)
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注目ポイント
31~40試合も6勝4敗で終えた結果、40試合終了時点で勝率は70%(28勝12敗)となった。
引き続きEast1位はキープしているが、どこに原因があったのか見てみよう。
(1~30試合目までの分析はここから確認してほしい)
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
スタッツ詳細
Rtg
・1~30試合目
- ORtg:118.0(1位)
- DRtg:111.2(9位)
- NETRtg:6.8(1位)
・31~40試合目
- ORtg:115.8(13位)
- DRtg:110.8(3位)
- NETRtg:4.9(7位)
・1~40試合目
- ORtg:117.4(1位)
- DRtg:111.1(7位)
- NETRtg:6.3(1位)
31~40試合目は、1~30試合目と比較して、OFが悪化しDFが少し改善している。
それでも、40試合トータルで見ればどちらもリーグトップ10に入っているのが勝率の高さの要因だろう。
それではOFとDFでの変化の詳細を見ていこう。
OF面
・OF全般
- PTS:118.8(2位)
- ORtg:117.4(1位)
・OF効率
- FGM:42.2(13位)
- FG%:48.0(10位)
- 3PM:15.6(2位)
- 3P%:37.2(6位)
- FTM:18.9(13位)
- FT%:82.7(1位)
- eFG%:56.9(3位)
- TS%:60.7(3位)
・OF回数
- FGA:88.1(15位)
- 3PA:41.8(2位)
- FTA:22.9(23位)
- OREB:9.3(24位)
- TOV:13.1(7位)
- PACE:100.5(15位)
- POSS:101.4(14位)
30試合目までと比較してOF効率のスタッツが少し悪化しており、OF回数のスタッツは少し改善している。結果としてORtgが下がってしまった。
・31~40試合目でのスタッツ
- FG%:46.2(22位)
- 3PM:14.0(7位)
- 3PA:41.8(2位)
- 3P%:33.7(22位)
3P%が大きく悪化していることが分かる。3PAがリーグ2位の数字を記録しているだけに3Pが決まらないとORtgが一気に下がってしまう。3Pが不調の試合は必ず出てきてしまうので、3P以外でどう得点を重ねるかは考えておかないといけないだろう。
DF面
・DREB
- DREB:34.6(5位)
- DREB%:73.8(6位)
- opp OREB:10.2(11位)
- opp OREB%:26.2(6位)
- opp PTS 2C:13.6(13位)
DREBに関しては30試合目までと比較してさらに改善しており、リーグトップクラスの数字を残している。その影響で31~40試合目でopp PTS 2C:12.0(6位)と改善している。2Cでの失点が少し減ったことがDRtgの改善に影響していそうだ。
要因としてはRWⅢの復帰があるだろう。ホーフォードやグラントの負担軽減も含めて、今後はREBの安定感が増すだろう。
・失点の要因
- opp FGM:42.2(23位)
- opp FGA:90.4(28位)
- opp FG%:46.8(10位)
- opp 3PM:11.6(8位)
- opp 3PA:32.9(10位)
- opp 3P%:35.2(10位)
相手のFG%・3P%に関しては30試合目までとあまり変化は見られないが、好成績をキープできているので今後も継続していきたい。FGAがリーグ下位クラスになっているので、そこを改善できればさらにDRtgを改善できそうだ。
主要スタッツの成績と順位一覧
※ ()内は順位
※opp ○○は対戦相手のスタッツ(例:opp FG%は対戦相手のFG%=被FG%)
- WIN%:70.0(1位)
- PTS:118.8(2位)
- FGM:42.2(13位)
- FGA:88.1(15位)
- FG%:48.0(10位)
- 3PM:15.6(2位)
- 3PA:41.8(2位)
- 3P%:37.2(6位)
- FTM:18.9(13位)
- FTA:22.9(23位)
- FT%:82.7(1位)
- OREB:9.3(24位)
- DREB:34.6(5位)
- REB:43.9(13位)
- AST:26.8(6位)
- STL:6.6(25位)
- BLK:5.4(5位)
- TOV:13.1(7位)
- PF:19.1(4位)
- PTS TOV:17.3(18位)
- PTS 2C:12.3(24位)
- PTS FB:14.6(9位)
- PTS PA:46.2(22位)
- ORtg:117.4(1位)
- DRtg:111.1(7位)
- NETRtg:6.3(1位)
- OREB%:24.4(26位)
- DREB%:73.8(6位)
- eFG%:56.9(3位)
- TS%:60.7(3位)
- PACE:100.5(15位)
- POSS:101.4(14位)
- PIE:53.5(1位)
- PTS 2P%:44.8(29位)
- PTS 3P%:39.2(2位)
- AST 2P%:51.5(12位)
- AST 3P%:84.4(12位)
- opp PTS:112.6(13位)
- opp FGM:42.2(23位)
- opp FGA:90.4(28位)
- opp FG%:46.8(10位)
- opp 3PM:11.6(8位)
- opp 3PA:32.9(10位)
- opp 3P%:35.2(10位)
- opp FTM:16.6(4位)
- opp FTA:21.3(3位)
- opp FT%:77.9(17位)
- opp OREB:10.2(11位)
- opp DREB:34.2(26位)
- opp REB:44.4(23位)
- opp AST:22.2(1位)
- opp STL:6.5(5位)
- opp BLK:3.8(2位)
- opp TOV:12.8(25位)
- opp PF:20.2(17位)
- opp PTS TOV:15.5(2位)
- opp PTS 2C:13.6(13位)
- opp PTS FB:12.5(7位)
- opp PTS PA:48.8(13位)
- opp ORtg:111.1(7位)
- opp DRtg:117.4(1位)
- opp NETRtg:-6.3(1位)
- opp OREB%:26.2(6位)
- opp DREB%:75.6(26位)
- opp eFG%:53.5(10位)
- opp TS%:56.8(6位)
- opp PACE:100.5(16位)
- opp POSS:101.7(19位)
- opp PIE:46.5(1位)
- opp PTS 2P%:54.8(29位)
- opp PTS 3P%:30.6(8位)
- opp AST 2P%:44.8(1位)
- opp AST 3P%:76.4(1位)
総評
31~40試合目でも同じく勝率が60%だったBOSのスタッツを分析してみた。
OFでは3Pの確率が大幅に下がったことでORtgが下がってしまった。一方、DFではRWⅢ復帰の影響かDREBでさらなる改善が見られDRtgの改善につながった。
得点源の3Pが絶不調でも勝ち越せたことでチームとしての強さを見せることが出来ただろう。
今後は主力の欠場が少し増えてきたので、PTも含めて健康をどう維持していくかと、空けたロスタースポットをどう使うのかに注目したい。
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