【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-04-05 キングス@マーベリックス
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□DAL
ドンチッチとカイリーの活躍は!
□SAC
フォックスとサボニスの活躍は!
総評
DAL
DF意識の改善
3人目のヘルプの意識が高くなったように感じる。PnRのハンドラーに対して3人目がヘルプに行くことで簡単にシュートさせずパスさせて、そこからのOFに対してローテーションで対応することが出来ていた。44失点した2QはPAでの失点が28PTS、22失点に抑えた3QはPAでの失点が8PTSだった。
3Qは相手の3Pの確率が2/10と低かった影響もあるが理想的なDFが出来ていたように感じる。DFではPAで簡単に得点させずにタフなアウトサイドシュートに持ち込むことを今後も続けていきたい。
DREB
相手のFG%が低いにも関わらず119失点もしたのは、OREBを多く取られてFGAが増えたことが原因だ。圧倒的なリバウンダーがいない以上、チームでしっかりボックスアウトをしてDREBを取る必要がある。しかし、ボックスアウトをせずに空中で競りに行ってる場面が多い。
特にローテーションをしたあとはボックスアウトを忘れがちでボールウォッチャーになってしまっている。そうなるといくら人数で有利でも相手のC1人にOREBを取られてしまうので改善が必要だ。パウエルやマギーなどのC陣にはしっかりとボックスアウトをしてもらって、周りのC以外の選手のDREBが増えることが理想だろう。
まとめ
プレーインに手が届くのか注目だ。
SAC
PAでの得点
得点を伸ばした要因はPAでの得点を増やしたことだろう。しかし、OFが上手くいった結果というよりはOREBからの2Cでの得点が多かった。つまり、DREBが強い相手には期待できずこの試合のように3Pが入らないと得点は伸びないだろう。
特にフォックス相手には3Pを多少捨ててでもPA付近でのミッドレンジやフローターを止めてくるだろう。そのときどれだけ得点できるかは注目ポイントだ。
スター選手へのDF
DALはASTが少なく、AST無しのFGの割合は45.5%だった(SACは32.6%)。つまり、個人技からの失点が多いことが分かる。ドンチッチやカイリーの1on1は止められることが出来なかったように、プレーオフを見据えると個人技に優れたスター選手に苦戦することが予想される。
個人で守れない以上チームで守る必要があるが、ダブルチームも効果的ではなかった。Westの強豪チームに相手にブラウンHCがどの様なDFプランを見せるのか注目だ。
まとめ
プレーオフでどの様な戦いを見せるのか注目だ。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■DAL
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■SAC
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チームスタッツ
DALの勝因は下記の2点。
・FG%
・3P%
DALはFG・3Pを効率よく成功させて得点を伸ばした。
DREBを改善してFGAで優位を取られないようにしたい。
SACはOREBからFGAで大きく優位を取ったが、FG%が低かったのが響いた。
得意のOFでどれだけ優位を取れるかがプレーオフで重要になってくる。
プレイヤースタッツ
ドンチッチ・カイリー・THJが得点を伸ばした。
次戦でスターターの変更があるのかにも注目したい。
C陣のDREBが少ないのも気になるが、周りの選手のカバーも必要だろう。
ドンチッチのUSG%が低くなって、ウッドのUSG%が高くなっているのはいい傾向だ。
ウッドは最低でもFTを獲得してTS%を高めたい。
フォックスを筆頭に6人が2桁得点を記録した。
フォックス・ハーター・モンクのFG%は改善点だろう。
レンが7OREBと活躍した。
サボニスはトリプルダブルと素晴らしい活躍だった。
フォックスのUSG%が高くなっているが許容範囲内か。TS%は改善点だ。
スコア推移とプレイタイム
1Qは一進一退の攻防だったが、最終的にDALが1点リードして終えた。
2QはSACが流れを掴み一気に2桁まで差を広げて前半を終えた。
3Qは逆にDALがスタートダッシュに成功し、中盤で逆転に成功したが結局同点で終えた。
4Qは中盤まで均衡が続いたが、DALが一気にリードし勝利につなげた。
DALはドンチッチが1Qと3Qフルに出場し、カイリーが2Qと4Qにフルで出場した。グリーンとウッドを活躍を見るとスターターでもいいだろう。ハーディーを生かしてドンチッチとカイリーのPTを減らしたいところだが、そうもいっていられない状況かもしれない。
SACはサボニスの控えをレンにしている。セカンドユニットの時間帯でフォックスやモンクのOFはやりやすくなるだろう。ハーター・マレー・バーンズ辺りのDFに期待がかかる。
[afi]
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