【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-04-01 マーベリックス@ヒート

2023-07-05チーム,ヒート,マーベリックス

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注目ポイント

□MIA
 バトラーとヒーローの活躍は!

□DAL
 ドンチッチとカイリーの活躍は!

総評

MIA

OFプラン

この試合はバトラーの1on1・PnRからゼラーのダイブ・ストゥルースの3Pで得点を伸ばした。バトラーの得点は今後も期待できる再現性のあるものだが、残りの2つは毎試合期待できるものではない。

プレーイン・プレーオフで得点を伸ばすためにはアデバヨやヒーローが安定して得点を伸ばすことが必要となってくるだろう。加えて周りのシューターが35%程度で3Pを決めれば得点では困らないだろう。

1on1へのDF

ここ10試合でDRtgがリーグ下位に沈んでいる。TOV・FB・PA・2Cからの失点は多くないので、ハーフコートでの1on1やPnRからの失点が原因となっていそうだ。この試合もドンチッチ・カイリー・THJの個人技からの失点が多かった。

PAでの失点の多さはアデバヨが復帰すればある程度改善されることが期待できるので、よりハンドラーへのプレッシャーを強めて複数人で守る意識が必要だろう。特にサイズのあるウィングスコアラーには苦戦を強いられることが予想され、バトラーのDFでの負担も大きくなりそうだ。

まとめ

プレーインからプレーオフに進んだ場合MILかBOSと当たることが想定されるが、どう戦っていくかに注目だ。

DAL

ドンチッチ出場時のOF

ドンチッチ・カイリー・THJの活躍で、FGAが77本と少ないながらFGを60%以上と高確率で成功させ122PTSと高得点を記録した。しかし、3人のPTが40分以上と長くなっており、それそれが個人技で得点を取っているだけで負担が大きくチームとしてOFが構築できているとはいいがたい。

特にドンチッチが出場しているときはカイリーでさえもコーナーに待機しており、スクリーナー以外は足が止まっている。そのOFスタイルだとドンチッチの負担が大きいので他のスター選手を獲得して負担を減らしたかったのだと思うが、結局カイリーを獲得してもドンチッチが出てる時間帯はOFが変わらなかった。

今シーズンの残りでドンチッチのスタイルが変わることも、コーチ陣が変わるように指導することも期待できないので、来シーズンに代わっているかに注目したいところだ。

DFの崩壊

DFに関しては崩壊しているの一言だ。バトラーのローポスト辺りからのミッドレンジとPnRからのゼラーのダイブから何度も失点しており、何も対応できないコーチ陣のDF構築力には疑問符が付いた。

1on1や2on2で守れないのであれば周りの選手がヘルプに行くのが鉄則だと思うが、その指示がコーチ陣から出ているようには見えなかった。DALの選手は常に自分のマークマンだけを守っており、手遅れなタイミングでヘルプに行きそのまま決められるかファウルをしてしまう。

BKNはHCをナッシュからACだったヴォーンに変更してほかのスタッフは変えなかったがDFが大きく改善した。今シーズンはもう手遅れだが、最低限HCを変えないとDALのOFもDFも変わることは無さそうだ。

まとめ

まずはプレーインに出場できるのか注目だ。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■MIA
 □バム・アデバヨ

■DAL
 □フランク・ニリキナ

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

MIAの勝因は下記の2点。
・FGA/OREB
・FT

MIAはOREBからFGAを増やしたことでFG%の優位を跳ね返した。
また、バトラーを中心にFTから得点を伸ばした。

DALはFGを効率よく成功させて得点を伸ばしたが、バトラーの個人技とゼラーのPnRを止められなかった。

プレイヤースタッツ

バトラーの個人技、ゼラーのPnRからのダイブ、ストゥルースの3Pで得点を伸ばした。

バトラーは12ASTも記録しておりOFの中心を担った。

相手のTOVから得点を伸ばしたのも大きい。
USG%が偏っていないのも素晴らしい。

ドンチッチ・カイリー・THJが得点を伸ばした。

ドンチッチはREBやASTでも活躍した。
チームでASTが増えているのはいい傾向だ。

ドンチッチとカイリーはPAで得点を伸ばした。
ドンチッチはUSG%以上にボールを持っている印象だ。

スコア推移とプレイタイム

1QはDALがスタートダッシュに成功しリードを奪ったが、MIAがすぐに追いつき逆に2桁差を奪った。
2QにMIAが2桁リードを維持したまま終える。
3QはDALが少し差を詰めるが5点以下にはできず、4Qもそのまま追いつくことが出来ずMIAが勝利した。

MIAはバトラーかビンセントをコートに残すローテーションだった。アデバヨの不在でゼラーとラブでCを回していたのは苦しい点だろう。

DALはドンチッチを後半休ませることが出来なかった。ドンチッチが休んでもDFは改善されないので仕方のない判断かもしれない。ハーディーやウッドを生かせなかった弊害だが、今シーズンはもうドンチッチ・カイリー・シューター陣の爆発に賭けるしかなさそうだ。

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