【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-03-05 サンズ@マーベリックス

2023-07-05サンズ,チーム,マーベリックス

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注目ポイント

□DAL
 ドンチッチとカイリーの活躍は!

□PHX
 デュラントとブッカーの活躍は!

総評

DAL

ドンチッチの変化

60試合以上を消化してHCの変更をするにはもう手遅れなことを考えるとチームとして一番伸びしろがありそうなのはドンチッチだろう。圧倒的な得点力を持つ一方で、OFでのオフボール・DFへの戻りの遅さ・マークマンへのDF・ボックスアウトと改善点がいくつかある。

カイリーの加入でOFの負担は減ったはずだが、ボールを持っている時間帯以外のサボり癖に改善は見られない。怪我の影響なのか、体重やスタミナの問題なのか、本人のやる気の問題なのかは分からないが、これらを改善しないとプレーオフで勝ち進むのは難しそうだ。

試合に出ているカイリーは審判とのコミュニケーションなど参考になる部分も多いと思うので、少しでもドンチッチのプレースタイルに変化が見られることを期待したい。

ウッドの起用方法

個人的にウッドを4番として起用することでDFでの負担軽減とDREBの改善が出来ると思っているが、これまでクレーバーやパウエルと並んだ時のRtgは以下のようになっている。

  • C. Wood – M. Kleber, PT:362(min), ORtg:111.4, DRtg:107.6, NETRtg:3.7
  • D. Powell – C. Wood, PT:146(min), ORtg:118.3, DRtg:124.8, NETRtg:-6.5

2人だけのスタッツであり、ほかの3人次第でいくらでも変化することやスタッツがすべてではないことは理解したうえでウッドとパウエルの並びは起用しにくいことが分かる。

ここ数試合で短時間ではあるもののクレーバーとウッドの同時起用はしていることから、ウッドのスターター起用やPTの増加はクレーバーの健康次第なのかもしれない。

まとめ

優勝候補のPHX相手に接戦を演じることが出来たことは前向きに捉えることが出来る。しかし、プレーオフ圏内の6位以上でレギュラーシーズンを終えるために内容以前に勝利が必要となってくる。今後は接戦を勝ち切れるかにも注目だ。

PHX

デュラントの負担

復帰3試合目にしてPTが40分超えとかなり負担が大きくなっている。また、セカンドユニットの時間帯にブッカー・ポール・エイトンなしでOFを行っており、スモールラインナップでのCを務める時間帯もある。順位の近いDALとの一戦ということでしょうがなかった面もあるが、どれだけデュラントの負担を減らせるかが今後の課題だろう。

エイトンの存在感

デュラントというブッカーと並ぶ得点源が加入したことで、エイトンのOFでの存在感がかなり薄くなっていた。これまでポールとのPnRから得点を量産していたが、デュラントのFGA増加でエイトンのOF機会が減ってしまった。

一方でエイトン自身は優秀なDFというほどPAでのDFに優れているわけでもないので、DFでの貢献も大きくはない。プレーオフではブリッジスやジョンソンが抜けて低下したDF力をカバーするために、エイトンのDFでの貢献が求められるだろう。

まとめ

怪我せずプレーオフを迎えられるかが注目点だ。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■DAL
 □マキシ・クレーバー

■PHX
 □ランドリー・シャメット

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

PHXの勝因は下記の2点。
・FG%
・OREB/PTS 2C

PHXはデュラントとブッカーを中心に、FGを高精度で成功させて得点を伸ばした。
OREBから多くの得点につなげたのも大きかった。

DALは3PやFTから得点を伸ばしたものの、あと一歩及ばなかった。

プレイヤースタッツ

得点面ではドンチッチやカイリーをベンチからTHJやウッドがサポートした。
ドンチッチやカイリーのPTを抑えられたのは良かった点だ。

DREBには課題があるのでボックスアウトの意識を高めたい。
ドンチッチは不調時は周りを生かすプレーを増やしたい。

ドンチッチのUSG%が45%以上と高すぎるので改善が必要だ。

デュラントとブッカーで半分以上を稼いだ。
PTが長いので周りの選手のサポートが必要だろう。

エイトンは16REBと活躍を見せたが、PFに気を付けたい。

USG%が偏っていないのはいい点だ。
負担軽減のためにデュラントやブッカー以外の選手のOFに期待したい。

スコア推移とプレイタイム

1QはPHXがリードを奪ったが、2QにDALが逆転し、3Q終盤までリードを保った。
その後、一時PHXが逆転するも4Qの序盤はDALがリードを奪った。
4Qの中盤にPHXが追いつき最後は1ゴール差の接戦となるが、PHXがリードを守り抜き勝利となった。

DALはベンチから出場するTHJやウッドが好調でセカンドユニットの時間帯でのOFの停滞感は無かった。一方でドンチッチが不調で出場してる時間帯はリードを許していた。不調時のドンチッチのプレースタイルの変化が求められる。
PHXはブッカーが1Qと3Qにふる出場するローテーションだった。休憩時間はスターターはデュラントだけが残っていた。ペインやロスの活躍でデュラントの負担を軽減したいところだ。

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