【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-12-28 ネッツ@ホークス

2023-03-29チーム,ネッツ,ホークス

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注目ポイント

□ATL
 怪我人が多い中どう戦うのか!

□BKN
 10連勝を飾れるか!

総評

ATL

怪我人の多さ

勝率が伸びないのは怪我人が多く選手が揃わないせい影響も大きいだろう。今シーズンはORtgで苦戦しているが、ヤングとマレーのコンビにベンチからボグダノビッチと選手が健康でいればOFは改善できるだろう。ヤングの時間帯のDFに問題があると言われているが、選手が揃えば改善されるのか判断が難しい。この試合も主力が3人欠場していたが、選手が戻ってくるまで我慢するのかには注目だ。

若手のステップアップ

主力が不在の間に若手にPTを与えて戦力にしたいところだ。オコングはすでにカペラのバックアップをこなせるほど結果を出している。あとはグリフィンとジョンソンが計算できる選手になれば各ポジションに期待できる若手がいることになり、チームの層が厚くなるだろう。

まとめ

一番の問題は選手の健康だ。選手が揃うまでにトレードは起こるのか注目したい。

BKN

セカンドユニットの時間帯のラインナップ

2Q始めのラインナップには多くの人が驚いただろう。特にセスとミルズを並べたバックコートはDF面で常に穴となっており、結果として相手に多くのリードを許すこととなった。個人的にヴォーンHCが何か狙いがあってこのラインナップにしたというよりは、1Q終わりにプレーが止まらずカイリーを交代させられなかったために仕方なかったという印象を受けた。

この失敗を踏まえて3Qは早めにカイリーを交代してサムナーを起用したが、Gを1人しか起用しなかった。DFが苦手なGを2人並べると厳しいということをヴォーンHCがしっかりと理解していると感じたところだった。ハリスが戻ってきたときにどういうローテーションになるかが注目だろう。

控えガード

カイリーと同時にGを起用できないとなると、セス・サムナー・ミルズのPTはかなり限られてくる。この試合も3人合わせて20分程度であり、ハリスが戻ってきたらさらに減ることが想像できる。ウォーレンや渡邊が3Pに期待できることでシューターが過剰になっているという感じてしまう。

この辺りがサラリー的に動かしやすいセスがトレード候補になっている要因だろう。BKNではPTが無さそうでもシューターを欲しているチームはたくさんある。個人的にはウィングの層をさらに厚くしてもいいと思うが、どの様に補強するかは注目だ。

まとめ

ついに10連勝となった。連勝がどこまで伸びるかとともにいくつかの課題を解決するためにどう動くかには注目したい。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■ATL
 □トレイ・ヤング
 □クリント・カペラ
 □ディアンドレ・ハンター

■BKN
 □ジョー・ハリス

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

BKNの勝因は下記の2点。
・FG%
・BLK

BKNは高確率でFGを成功させた。
また、クラクストンを筆頭にBLKで相手のPTSを抑えることが出来た。
反省点としてはTOVとOERBから多くのFGAを与えたことだろう。

ATLはFGAでの優位を生かすことが出来なかった。
PAでのPTSと相手のTOVからのPTSが伸びたのが接戦に持ち込めた要因だろう。

プレイヤースタッツ

2桁PTSが6人とバランスが良かった。

オコングが7OREBとインサイドで活躍を見せた。
マレーは9REB・8ASTとTDに近い活躍を見せた。
チームで3TOVは素晴らしい数字だ。

マレーとコリンズがOFの中心を担った。
ボグダノビッチはマークが厳しく前回よりも抑えられた。

デュラントとカイリーがいつも通りPTSを稼いだ。
ウォーレンや渡邊のPTSがもう少し欲しかったところだ。

デュラントとカイリーのASTが多かった。
2人がDFを引き付けて、そこから効果的なOFが出来ていたのだろう。

この試合はウォーレンのUSG%が伸びなかった。
後半はデュラントとカイリー中心になってしまうので、前半のセカンドユニットの時間帯に積極的に攻めてほしいところだ。

スコア推移とプレイタイム

2Qの始めにATLが一気にリードを奪った。
BKNが3Qで逆転に成功し、そのまま2桁リードを奪ったが、4Qの終わりにATLが同点まで持ち込む。
しかし、逆転は許さずBKNが接戦のものにして10連勝を飾った。

ATLはマレーが1Qと3Qフルで出場し、休んでいる間はコリンズとボグダノビッチがOFの中心を担った。ヤングがいるときにどうローテーションを組むのか気になるところだ。
BKNは思いがけずデュラントとカイリーが1Qをフルで出場することとなった。そのせいで2Qの始めが厳しい戦いとなったので今後は注意したいところだ。

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