【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-11-15 ネッツ@キングス
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□SAC
殴り勝つことが出来るか!
□BKN
好調のDFを維持できるか!
総評
SAC
好調のOF
SACはORtgでリーグトップクラスの数値を記録している。フォックスとサボニスを中心にハーターやバーンズ、ベンチからモンクとPTSを稼げる選手が多くいることが要因だろう。この試合でもPnRからのペイントアタックとキックアウトからの3Pで効率よくPTSを稼ぎ、150PTS以上を記録した。115PTS以上を記録すると勝率が上がるので目標にしたいところだ。
DFの改善
一方のDFはリーグ最低クラスである。特にPAでの失点が多いが、サボニスも含めPAの優秀なDFがいないことが要因だろう。サボニスの控えビッグマンの不在も含めてどの様にDFの改善を図っていくのかは注目だ。
まとめ
ここまで相手より多くPTSを稼ぐ殴り勝つスタイルで勝利を重ねている。プレーオフ進出に向けてDFの改善が見られるのかには注目したい。
BKN
大量失点の要因
2Qを見返してみてスクリーン(PnRも含む)への対処が良くないと感じた。スイッチしてマークマンを変わるのかの意思疎通ができておらず、ハンドラーかスクリーナーか3人目かどこかしらにフリーの選手が生まれている場合がほとんどだった。クラクストンやシモンズはある程度ハンドラーを守れるので明らかなフリーを作るくらいであればはっきりとオールスイッチのDFプランを取った方がいいだろう。
また、ラインナップにGが多いのも関係があると思った。スイッチしたときにサボニスのところがサイズのミスマッチになるが、渡邊が4番で出場していた時は逆サイドでマークマンの交換を行いなんとかサボニスを守っていた。デュラントとクラクストン(or シモンズ)以外の選手のサイズが小さいとこの様なマークマンの交換をしても守るのは難しいだろう。
スクリーンの守り方の共通認識を持ち、ラインナップのサイズの大きさを維持して次の試合ではDFの改善に期待したい。(マーキーフはなぜ起用されないのだろう?)
安定したPGの不在
サムナーやトーマスは個人でのOFに優れた選手であり、チームのOFをコントロールするという点では信頼が出来ない。これまでデュラントを起点にしたOFで何とか戦ってきたが、安定したPGがの不在の影響かせっかくのシューター陣を生かしたOFが中々できていない。
惨敗だったこの試合で唯一希望が持てた部分はシモンズ復調の兆しが見られたことだろうか。これまで余りなかった自陣からボールを運んでそのままPAへアタックする姿勢が何度か見られた。そのまま得点することはもちろん、そこからキックアウトしてシューターがフリーで3Pを打てたり、ポストアップからのOFをしてくれればチームのOFがかなり楽になる。
まとめ
OFでもDFでも大きく課題が見つかった試合となった。ヴォーンHCとしてはチームを立て直せるのか最初の試練が訪れたといえるだろう。怪我人も徐々に減ってきたので、今回の反省を踏まえて次戦での勝利に期待したい。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■SAC
ー
■BKN
□TJ・ウォーレン
□カイリー・アービング
チームスタッツ
SACの勝因は下記の2点。
・FG%/3P%
・PTS PA
SACは効率よくPTSを稼いだ。サボニスを中心にPAを攻めた結果だろう。
BKNは相手のOFを止められなかった。得意のFBを出すためにも修正したい。
プレイヤースタッツ
多くの選手が2桁PTSを記録しており、チームでOFできていることが分かる。
サボニスとフォックスのASTが多く、個人でのPTSに加えてOFをクリエイトしている。
サボニスはTS%が100%を超えている。スタッツには残らないがスクリーンでの貢献度も高い。
デュラントに続く選手が現れなかった。復調の兆しが見えたシモンズに期待したい。
シモンズのASTが増えてきてほしいところだ。
引き続きデュラントのUSG%が低くなっているのはいい点だ。
オニールやハリスの貢献度は要改善点だ。
スコア推移とプレイタイム
2QにBKNのPTSが止まっている間にSACが一気にリードを広げ、3Qで勝利を決定づけた。
SACはサボニス不在の時間帯をどう戦っていくかが課題だろう。
BKNはGの起用を減らしてDFを改善したいところだ。
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