【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-05-20 ナゲッツ@レイカーズ

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注目ポイント

□LAL
 レブロンとデイビスの活躍は!
□DEN
 ヨキッチとマレーの活躍は!

総評

LAL

PAでの得点

DENはハーフコートDFでは全員がPA付近に立つほどPAを固めている。そのDFに対してしっかりとペイントアタックを継続できていたのは良かった点だろう。FTからの得点にもつながるし、ヨキッチをファウルトラブルに追い込むことが出来たのは大きかった。

懸念はやはり3P%の低さだろう。アウトサイドシュートが不調な選手がいると、よりPAを固められスペースが無くなるという悪循環に陥ってしまう。試合に勝ちきるには3Pをどれだけ決められるかがカギになってくる。

チームDF

DENのOFに対してかなり後手に回っている印象だ。トランジションではマークマンを捕まえるのが遅くフリーの選手を作ってしまうし、ハーフコートでもヨキッチ起点のスクリーンプレーからローテーションが遅れてフリーの選手を作ってしまう。

ヨキッチに八村をマークさせてヨキッチ自身の効率は抑えているので、あとは自分のマークマンだけでなく複数の選手を守る意識を持って、ヨキッチ以外の選手の得点を抑えることが必要だろう。

まとめ

3連敗を喫し厳しい状況に陥ったが、次戦で一矢報いることが出来るだろうか。

DEN

ヨキッチとマレー以外の得点

3Qは前半活躍したマレーが厳しいマークと疲れから、ヨキッチはファウルトラブルから、2人で4PTSに留まった。しかし、ほかの選手の活躍によってほぼ差を付けられずに繋ぐことが出来た。

特にASTからの得点が90%を個人技ではなくチームOFでしっかりと崩して得点を重ねることが出来た。改めてチームOFの完成度の高さを感じさせた点だった。

PA付近を固めるDF

3P%が低いLALに対して全員はPAの付近に立ち中を固めるDFを敷いているが、それにしてはPAやFTからの失点が多かった。ヨキッチのファウルトラブルもあり、特にデイビスを止められなかったこともあるが、理想としてはPAとFTからの失点をあと10PTSくらいは減らしたいところだろう。

相変わらずLALは3Pで苦戦しているので、DFプランの大きな変更はないだろう。中での失点をもう少し減らせれば次戦の勝利も見えてくるだろう。

まとめ

アウェイで勝利できたのは大きい。アウェイでシリーズ突破を決めるのか注目だ。

スタッツについて

 ※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。

欠場選手情報

■LAL
 ー
■DEN
 ー

チームスタッツ

青塗はスタッツが優勢、灰色は同スコア。
2C:2nd Chance, FB:Fast Break, PA:Paint Area

DENの勝因は下記の2点。
・FG%/3P%
・AST

DENはFG・3Pを高確率で成功させて得点を伸ばした。
ASTからFGにつなげたのも大きかった。

LALはOREBを稼いで2Cからの得点を増やした。
ペイントアタックからPAやFTからの得点も増やしたのも大きかった。
DENの3Pを止めたいところだ。

プレイヤースタッツ

レブロン・デイビス・リーブスが得点を伸ばした。
3P%の低さを改善できるかが問題だ。

デイビスはREB・レブロンはASTでもスタッツを残した。
リーブス・ラッセルはTOVを減らしたい。

デイビスを中心にPAで得点を増やすことが出来た。

マレーが37PTSとOFを引っ張った。
チームでの3P%の高さは素晴らしい。

チームで多くの選手がスタッツを記録している。
TOVの少なさは素晴らしい。

前半でマレーが疲れたように見えたので注意したい点ではある。

スコア推移とプレイタイム

1QはDENが流れを掴み2桁リードして終えた。
2QはLALが徐々に差を縮め、一時は同点に追いついたが、わずかにDENがリードした。
3QはDENが再び2桁差までリードを広げる時間帯もあったが、最終的はほぼ同点で最終Qに突入した。
4Qは中盤でLALの得点が止まっている間に、DENが2桁までリードを奪いそのまま勝利につなげた。

LALはスタメンは変わらなかったが、不調のバンダービルドとラッセルのPTは短かった。3Pの不調で流れを掴めていないようにも感じるが、追いつめられた次戦でローテーションの変更はあるだろうか。

DENはヨキッチがファウルトラブルで3QのPTが短くなった。4Qはゴードンではなくグリーンがフルで出場した。前半はマレーやヨキッチの負担を減らして進めたいところだろう。

[afi]

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