【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2023-05-08 ウォリアーズ@レイカーズ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□LAL
レブロンとデイビスの活躍は!
□GSW
カリーとウィギンズの活躍は!
総評
LAL
ポストプレイ
LALがドレイモンドとルーニーの併用を止めたことで、LALはサイズ面で有利になった。デイビスはドレイモンドを苦手としながらもローポストやハイポストから1on1で得点を伸ばしている。
レブロンは特にその恩恵を受けており、スクリーンでウィギンズのマークを外せばローポストでポストプレイかなり優位にOFを進められる。レブロンのスタミナ温存のために4Qまで頻繁にはやっていなかったが、逆に4QはしつこいほどカリーのDFを狙っていた。ハンドラーが不調であれば八村のポストプレイも増やして得点を伸ばしたいところだ。
PAのDF
デイビスのマークマンがカリーにスクリーンをかけに行くことで、デイビスが外につり出されてしまった。そこからペイントにダイブするスクリーナーにパスを出され、その選手の得点か逆サイドから合わせに来た選手にさらにパスを出されPAで多くの失点につながった。
ハンドラーがカリーである以上デイビスが低いドロップで守ってしまうと3Pを打たれてしまうので、高い位置で守るのは仕方ないだろう。対策としてはカリーのマークマンがチェイスではなく、アンダーから回ってスイッチするか、デイビスがカリーもスクリーナーも守れる高めのドロップにするかだろうか。
ダイブの上手いGPⅡの起用でPA付近を攻められたので次戦でどう対応するか注目だ。
まとめ
王手をかけられたのは大きい。GSWの修正に上手く対応したいところだ。
GSW
GPⅡの起用
スターターをジャマイカルからGPⅡに変更した。OF面ではカリーにスクリーンに行きデイビスをつり出して、ダイブからPA付近での得点を量産した。DF面ではラッセルをマークして得点を抑えることに貢献した。
GPⅡの起用はOF・DFでもうまくいったが次戦でも継続するだろうか。他の選手のPTも含めて注目だ。
サイズのミスマッチ
4Qを中心にレブロンのポストプレイからサイズのミスマッチを狙われた。ハンドラーへの対策やデイビスをつり出すためにドレイモンドとルーニーの併用をやめたが、その結果、カリーのDF面での負担が大きくなったのは悩ましい点だ。
選手の起用なのかDFシステムの変更なのか、どう対応するのか注目だ。
まとめ
王手をかけられ次戦は負けられない一戦となった。修正できるのか注目したい。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■LAL
□モー・バンバ
■GSW
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チームスタッツ
LALの勝因は下記の2点。
・FT
・PTS 2C
LALはペイントアタックからFTで得点を伸ばした。
2Cでの得点も大きかった。
GSWはTOVから得点を伸ばした。
3Pが30%を下回ったのが痛かった。
プレイヤースタッツ
デイビス・レブロン・リーブスが得点を伸ばした。
4QのLWⅣの活躍も大きかった。
デイビスはREBでも活躍した。
レブロンやデイビスがPAでの得点を伸ばした。
カリーが得点を伸ばしたが、FG%は低かった。
3P%の改善に期待したい。
カリーはトリプルダブルを記録した。
5PFはポストプレイで狙われた結果だろう。
GPⅡのPAでの得点は大きかった。
カリーの負担を減らしたいところだ。
スコア推移とプレイタイム
前半は一進一退の攻防が続き、GSWがわずかなリードで終えた。
3QはGSWが流れを掴み一時2桁までリードを広げたが、LALが差を詰めて終わった。
4Qは早々にLALが逆転に成功したあとは一進一退の攻防になったが、LALが最後の数分でリードして勝利をつかみ取った。
LALはLWⅣの起用を続けて相手のシューター陣を守った。好調のLWⅣのPTがどこまで増えるのか注目だ。
GSWは各Qの始めにスターターを起用する変則的なローテーションだった。GPⅡのスターター起用は続くのか、サイズのミスマッチ対策はどうするのかなどが注目点だ。
[afi]
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