【NBAデータ分析/NBA Data Analitics】2022-11-04 ネッツ@ウィザーズ
NBAゲームのデータ分析をしてみよう!
注目ポイント
□WAS
ビール・ポルジンギスはOFを引っ張れるのか!
□BKN
シモンズとカイリー不在の影響は!
総評
WAS
チームとしての強み
WASはORtgとDRtgのどちらもリーグの中位くらいに位置している。よく言えばバランスのいいチームだが、悪く言えば強みのないチームといえる。チームとしての強みを見つけたいところだ。
若手のPT
ビールと高額の契約を結び優勝を目指す一方で、八村やアブディヤ・キスパートなど将来の期待できる若手も多い。主力やベテランがいる中でどの様に若手を育てていくかには注目したい。
まとめ
優勝を目指すためにはOFでもDFでもチーム力の向上必要だ。ロスターの整理も含めてどの様に戦っていくかには注目だ。
BKN
カイリー不在の穴埋め
カイリーの不在でデュラントへの負担が増えることが予想されたが、代わりにスタートで出場したサムナーやこれまであまりPTをもらえてなかったトーマスが積極的なOFを見せ勝利に貢献した。デュラントへダブルチームをされた時の流れるようなパス回しからのOFは見事だった。
デュラント不在の時間もハンドラーとシューターでOFを組み立ててつないでいたのが印象的だった。デュラントやカイリーが不在でもほかのハンドラーを起点としたOFが出来れば安定した強さを発揮できるだろう。
DREBとTOV
この試合では41DREB(WAS:32)と7TOV(WAS:13)で相手を上回った。これまでの試合と同様に、この試合でも得点効率を表すTS%は66.6%と高い数値を記録した。DREBとTOVで悪い数値を記録せずにFGAが増えれば、PTSで相手を上回ることが証明された。
まとめ
シモンズとカイリーの不在、新HCが未定という状況でどうなることかと思ったが、むしろチームとしてデュラントに頼らないという雰囲気が感じられた。シモンズやカイリーが復帰してもこの雰囲気を継続したいところだ。
スタッツについて
※記事に出てくるスタッツの詳細説明はこちらを参照。
欠場選手情報
■WAS
□デロン・ライト
■BKN
□TJ・ウォーレン
□ベン・シモンズ
□セス・カリー
□カイリー・アーヴィング
チームスタッツ
BKNの勝因は下記の3点。
・FG%
・DREB/TOV
・AST
BKNはFG%を含め高い得点効率を記録した。DREBとTOVが改善されFGAも多かった。
デュラントへのダブルチームからのパス回しや不在の時間のチームOFで多くのASTが生まれたのも勝因だろう。
WASはFG%が低くPTSが伸びなかった。3PAは多かったが決められなかったのが痛かった。
プレイヤースタッツ
ローテーション選手が多く、PT管理が悩ましいところだ。
チームとしてASTを増やしたいところではある。
ビール・ポルジンギス・クズマがOFの中心を担っており、USG%のバランスはいい。
ハリスやミルズのシューターのUSG%が高くなっているのもボールが回っている証拠だろう。
デュラントはFG%は高くなかったものの、しっかりとPTSを稼いだ。
2桁得点の選手が多くバランスのOFが展開できている。
DREBは多くの選手がバランスよく記録しており、継続していきたい。
クラクストンがPAで18PTSと活躍した。トーマスからのASTが多く見られたので今後も続けたい。
スコア推移とプレイタイム
前半はお互いPTSが止まる時間帯があり、引き離して追いついてを繰り返した。
後半はWASのPTSが伸びない間にBKNが一気に突き放して、4Qの序盤で勝利を決定づけた。
WASはセカンドユニットの時間帯にPTSが止まったので改善したいところだ。
BKNはカイリーの不在でトーマスのPTが大きく伸びた。しばらくカイリーが不在となるので、代わりの選手をが活躍できるローテーションにしたいところだ。
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